書くネタが無いのでガスリーが書いた教則本、二冊を取り挙げてみます。
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Creative Guitar Bookという本でして、洋書で二冊出版されています。(厳密には三冊ですが、Vol.3はガスリー著では無いとの噂が・・・。内容未確認です)
正直、このブログを見てくださる方ならば存在は知っている・・・というか既に持っている人もいるかも知れませんね。
ガスリー本人が書いたという事でファンならゲットせずにはいられないアイテムですが、アマゾンでも取り扱っていまして、一冊2000円前後の価格設定です。
内容に関しては、Vol.1が理論、Vol.2がその延長でエクササイズやフレーズのアイデア例になっています。
あくまで大雑把な分け方ですが・・・。
Vol.1は結構文字で埋まっていて、そこに解説に沿った譜例が短く紹介されています。
解説の内容も理論的なものが中心です。
解説の方法も指板ダイヤグラムだったり、図になっていたりで様々です。かなり詰まった内容です。
対してVol.2は理論的な部分は少なく、ギタリスト的に考えた短いエクササイズやフレーズ、コードヴォイシングがずっと羅列されている感じです。
奏法的な面での解説が中心です。
それぞれの譜例については、「これは誰々がよく使うパターンで○○の曲で聴く事ができる」みたいな感じです。
短いですが、スラップの譜例もあります。
又、これらの本にはCDが付属していてガスリー本人の模範演奏が収録されています。
あくまで教則本なので、飛び抜けて使えるフレーズ満載という訳ではありませんが、ファンなら持っていても損は無いとは思います。
加えて英語が得意な方にはかなり役立つのでは無いでしょうか。
理論、奏法の習得と同時にガスリーがいかに研究熱心なギタリストであるかが分かる内容でもあります。