Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

Carl Martin ''Plexitone Single Channel''のデモを撮りました。


わりと最近発売されたやつです。本来は2ch仕様でブーストも搭載されていたPlexi Toneのハイゲインchだけを抜き出したモデルになります。
名前の通りマーシャル系の歪みを再現しているようです。先日、購入したのでこれも動画にしてみました。
ただ今回は結構成り行きでツマミを操作してるので見てて歯痒いかも知れません。
Marshall DSL401のクリーンchに繋ぎました。


使用感書いていきます。
まず、音に関してはかなりミッド、ハイ寄りですね。高域がとても良く出るので人によっては耳障りかも知れません。勿論、トーンを絞れば落とせますが、そうするとバンドだと音抜け悪そうです。
同じマーシャル系ペダルだとCmatmodsの''Brownie''も持ってますが結構違うキャラクターですね。
Brownieは全体的にドンシャリ気味で且つ柔らかい弾き心地でしたが、Plexitoneはいかにもアメリカンなロックが似合いそうなくらい乾いた音です。
どちらも芯のある歪みですが、Plexitoneはチリチリ、ジャリジャリとしたドライサウンドでその分ゲイン絞った時のクランチなんかが活きてくるので良いです。
一応ハイゲインペダルという事ですが、思い切りゲイン絞って控えめにチャリチャリ鳴らすのにも使えるのでファンクやソウルの緩いバッキングにも案外マッチしそう。
優等生な歪みじゃないですが、エッジの利いたリフのハードロックやるには最適だと思います。
使用したアンプはフルチューブですが、トランジスタとはあまり相性は良く無さそうなのが惜しいですね。


致命的な欠点を挙げるならジャックの接触の悪さでしょうか。
ジャックが奥まった位置にあるせいなのか、それとも内側からシールドプラグが押し返されやすいからか、ちょっと動かしただけで音切れが発生します。
黒いプラ製のワッシャーが噛まされているのですが、それがやや背が高いので余計にシールドが届きにくいんだと思います。


・・・というわけでそのワッシャーをヤスリ掛けしました。これによってかなり薄くできたので上記の不具合は解消されました。

ビフォー。

アフター。

ホントに僅かな差ですが、これだけでジャックの噛み合わせはかなり良くなります。

【追記】
デジマートで新入荷分の画像を見る限りですが、おそらくワッシャー部分が改善されてます。