久しぶりに教則作品を買いました。Brent Masonによるカントリースタイルギターの教則です。
まず、Brent Masonとは?というところからですが、いわゆるスタジオワークだったりの仕事をこなす職人系のプレイヤーだと言えます。
勿論、自身のソロ作品もリリースしており、個人名義での活動も行なってますが、超有名なギターヒーロー達よりはどうしても玄人好みだったり地味な印象は否めませんね。
それはともかくメイソンは相当の腕前ですし、メインはカントリーのようですがジャジーなものもこなせるようです。
キャリアも長く、コンテスト?でもいくつかの賞を受賞しています。
そんな彼が若い頃に作った教則VHSのDVD版がこちらになります。
内容を紹介したいのですが、まず初めに・・・
僕の家のmacがここしばらく調子が悪く、DVDをちゃんと読み込みません!
なのでまだ全部見れてないです・・・。それを踏まえた上でのレビューだと思って下さい。
とりあえず日本語字幕や翻訳等の解説書は一切無し。付属品は作中のフレーズのタブ譜のみになります。ホントにタブ譜だけなので注釈等も無いです。
解説内容は主にピック&フィンガー(俗にいうチキンピッキング)のフレーズ例や応用が大半です。
カントリー特有のクロマチックやスティールライクなベンディング等のカントリー奏法をやるうえでは欠かせないテクニックはキチンと押さえてますね。
それと彼はサムピック(親指にはめ込むピック)のスタイルなので、普通のピック弾きとは違い「人差し指も使える事」が前提となる教則でもあります。
譜例の全部が全部じゃないですし、サムピックじゃなくてもそれほど困りませんが、人差し指使えたほうがラクだなあと思える場面はありますね。
解説は翻訳が無いので、英語が駄目な僕はフィーリングで感じ取るしか無かったですが、なかなか見応えある教則です。
彼の場合はテクニカルですが、かなりベーシックというか特別ぶっ飛んだカントリー奏法では無いので、中級者くらいの方のカントリー入門には良いんじゃないでしょうか。
本作の一部分。当然ながら見た目がかなり若いです。