''DV Mark''のキャビネットです。DV Markといえばイタリアのメーカーでベース機材だと同じマーク氏の立ち上げた''Markbass''が知られてる事が多いと思います。
(すいません、ガッツリとセットアップしてしまってた後なので全体像が撮れません)
DV Markはギターアンプやキャビネットも作っていて、全体的に「軽さ」を重視しているように思います。
今回僕がこれを買ったのもその重量に惹かれたのがキッカケで、、、なんとこのキャビは12インチスピーカー搭載ながら9kgありません。
9kgというと重さ的にはそれなりの数字ですが12インチキャビで考えると驚く程軽いです。多くは12〜15kg程度かと思います。
又、更に驚くべきは同一スペックでこれよりも軽いモデルが''C112 Small''として存在します。同様に12インチのスピーカーを一基搭載しており、横幅がいくらか狭くなりコンパクト化されたモデルです。
そっちは在庫が無かったので、中古で安くあった''Standard''のほうを購入しました。
ちなみに12インチ2発のやつでも10kgちょっとです。恐るべし・・・。
今まではMarshallのコンボに繋ぎ変えてキャビとして使っていたのですが、結構前からちゃんとしたキャビが欲しいとは思ってました。
ただサウンド的にはMarshallのままでも特に不都合無かったですし、それ以外の事でも困ってなかったので予算の問題もありずっと購入を見送ってました。
ただ先日のライブでちょっとしたバーでベース、ドラムとのトリオ編成でライブをした際にブルジュニを使ったのですが、せっかく軽いのが売りのV30買ったしこういう時にも使いたいなーと思ってしまい、軽いキャビを探してたら見事にこれが見つかったワケです。
V30は8kg程ですので、このキャビなら合わせても16kg程度。これなら運べます。
本音いうとインストでやる時は毎回フェンダーのHot Rod Deville212を使いたいのですがあれは23kgくらいあるのでエフェクターとかも含めるとホントに移動がツライです・・・。
なのでそれほどガチで音量出す必要ないライブにブルジュニよりもパワーあるV30を使いたい思いで見つけたキャビです。
軽さの秘密はネオジウム素材のスピーカーで、これが1.2kgくらいしか無いです。これに搭載されているのはDV Markオリジナルモデルですが、ネオジウムスピーカー自体はセレッションも''Century''っていう名前で作ってます。勿論それも軽いです。
このネオジウムスピーカーならHot Rod Devilleのを二基とも交換すれば4kg程の軽量化が謀れるので本気で購入検討してます・・・。
音に関しては特に目立った癖も見当たらず今のところは不満無いです。ただ前のマーシャルキャビのほうがかなりタイトではありました。(スピーカーのモデル名は忘れました・・・。セレッションの何かです。片したので確認が面倒で・・・すいません)
軽量のキャビを探してる方にはホントおすすめです。
友人曰く、「お湯が入ってると思って持ち上げたヤカンが空だった時の感覚!」だそうですw
実際その通りでしたw