Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

MXR ''M-109 6band EQ''

MXRのイコライザーです。BOSSの''GE-7''と並んで定番品と言えるのじゃないでしょうか。

6つのスライダーで100、200、400、800、1.6k、3.2kの帯域をそれぞれ最大で18dbのブースト/カットが出来ます。
正直、見た目通りのシンプル操作なので特別書く事も無いっちゃ無いのですが・・・。

電源は一般的な9vで動きます。MXRのEQはこれの他にも更に細かく帯域の割り振られた''10band EQ''もあり、そちらは18vでの動作になります。
実は昔、10bandのほうも持ってました。その時はギター始めて年数も浅い頃で今以上に知識が無かった為、結局イコライザーのうまい使い方も分からず手放しました。
買った理由はランディ・ローズが使ってたとかなんとかって情報を鵜呑みにしてだったと思います。
あとやけに筐体も重かった記憶がありますね。

それはさておきこの6bandEQ、中々いいです。
まずスライダーをフラットに設定した時とドライ音の差ですがほぼ無いです。フラット位置に引っ掛かりというかクリック感がある作りなのでゼロ位置が正確に判断できます。
スライダーはBOSS GE-7と比べてもやや少ない6つですが、どれも良い具合に効果的な可変をするのでこれだけでも十分ですね。
僕はソロの際にミドルを持ち上げるのを目的に購入しましたがバッチリです。ミッドブーストすることで音量を上げずとも少し音が前に出てきていい感じです。
リードも弾きやすくなりますね。
10bandの方だと単純な帯域の増減以外にもゲインと音量も設定できるのでより幅広く使えますが、先述のとおり重いですし、やや大きめの筐体で更に18v電源も用意するとなると色々面倒で・・・笑
試奏した感じは6bandでも僕は間に合いそうでしたし、実際自分の機材でも使ってみたところいい感じ。
持ち上げる帯域や度合いによってはノイズも耳につきやすいですがその辺は仕方ないですね。

ちなみに試奏時にポップノイズが結構気になるレベルで鳴ってましたが自分のボードに組み込むとそんなこともなく安心してます。
スイッチが気持ち軽めの踏み心地なのも良いですね。同様のスイッチでもブティック系だとやや硬いのが多い印象あります。
カシャ、とゴチッくらいの差ですけど。