Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

なんだか面白そうなアンプ。''Synergy Amps''


偶然目にしたアンプ。・・・というかプリアンプなのですが、モジュラープリアンプという類のものらしく、簡単に言うとカートリッジ式になっているプリアンプを交換して自由にアンプの種類を変えられると代物。テレビゲームみたいですね。

動画では、Friedmanのアンプモジュールを使用しています。正規のロゴが入っているのを見て勘付く方もいると思いますが、「〇〇風のモジュール」とかじゃなく、ちゃんと正式に他所のメーカーからモジュールが提供されているのが大きいですね。
他にもいくつかのメーカーのモジュールを扱っていますが、あとはプレキシだったり、ベースマンだったりSynergy側でそれ風に作ったものになるようです。

プリアンプなので、キャビネットから鳴らす場合は別途パワーアンプが必要で、使い方としてはレコーディングメイン向けのコンセプトなんですかね。
キャビシミュは内蔵されてるようです。
さらにはアンプのセンドリターン、もしくはインプット(それ用のアウト有り)に繋ぐ使い方も出来るようで、こういう場合ってセンドリターンに繋ぐのが基本かとも思えますが、インプット用の配慮がある辺りその音次第では痒い所に手が届きそう。
インプット接続だと、繋ぐアンプの傾向に影響はされそうですが、なるべくクリーンに設定してたら大丈夫なのかな・・・。

モジュール内には、プリ管12AX7が2本搭載されています。公式サイトによると「デジタルエミュレートではない真のチューブドライブサウンド」って書かれてますね。
本体には、フットスイッチが付属しており、それでオンオフの切り替え等ができます。アンプのchを増設する感覚でしょうか。



面白そうだし、何かと便利そうですが、Synergy本体が一番安いので499ドルで、更には別途揃えるモジュールも一つが大体400ドル程度なので特別安くはなさそうですね。笑
それでもFriedmanとかの実機を買うことを考えたら安いですがやっぱり本物とは違うでしょうし、本物志向な人からしたら便利アイテムの域は出てなさそうな感じは否めないでしょうか。


KemperとかAxeのアナログ版って印象ですがどんな音なのか試してみたいですねえ。
そういえば、昔セイモアダンカンからこういうカートリッジ式アンプ出てましたよね。ジェフ・ベックが広告に起用されてる写真をどこかで見たような・・・。



Synergy Amps公式サイト
http://www.synergyamps.com/index.php