Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

Palmer ''PEDALBAY 50s''

今回はペダルボードです。
Palmerというメーカーの比較的安価なシリーズで、スノコ型ペダルボードの定番とされるPedaltrainに非常によく似た作りの製品となっています。
その中でも一番小さいサイズの''50s''を買ってみました。


思ってたよりデカイ。

今まではPedaltrain Nanoにサイズギリギリまで載せて組んでましたがやっぱり窮屈という事で、似たもので安く、そしていくらか大きくなるものを探してたらこれに辿り着きました。

Pedaltrain Nanoとの比較。上に乗っけてるのがNano(Nano+ではなく、旧型のNanoです)。結構サイズ差があります。


拾い物の綺麗な全体像。
Made in China(Palmer自体はドイツのメーカーらしい)で値段はPedaltrainの半額ほどですが、筐体の質感は同じな印象で、肝心の作りに関しても特に粗さは感じませんでした。(というかPedaltrainも生産自体はChinaだっけか)
足の高さもちゃんと整っていてガタつく事もなく安定してます。

値段もですが、後発製品という事もあり、Pedaltrainを少し便利にしたようなお得感も出してきてますね。

裏側にパワーサプライを仕込むためのちょっとした配慮として、ハンガー的な突起があり、そこに付属の伸縮性の帯を引っ掛けてサプライを固定できるようです。(写真は拾い物で60sのものですが構造は50sも同じです)


ソフトケースも上記の写真の通り、値段の割にしっかりした見た目で、Pedaltrain Nanoの純正ケースよりも余裕を持ったサイズ感に加え、小物を収納できるポケットもあります。
又、ケースの両面はペラペラにならないように生地の中に厚紙的なものが敷かれているので、多少ガッシリとした強度も感じますがむしろこれがないとやや心配になる質感の生地かもです。
生地自体ならPedaltrainの方が厚手でワタワタした印象なので、人によっては自分でクッション材なり何かしら耐衝撃用に一緒に詰めるのもいいかと。
全体的な縫合に特別粗い部分はなさそうですが、どこか破れるとそこから一気に被害が広がりそうな気も・・・。
加えて一番小さいサイズとはいえ案外色々載せたり、収納できそうなので最終的な重量に対しての取手や肩掛けの耐久性やファスナーの強度に不安は感じますかね・・・。
ケースに限っては日頃から徒歩、電車移動でハードな回数ライブをこなす人にはややオススメしづらいです。

ベルクロは既に貼られた状態で出荷されてるようで、付属品はエフェクター側のベルクロと、ボードの足を止めてるビス用のレンチと先述の伸縮性の帯でした。
これで軒並み7000円しないくらいの相場なので、総評としては値段にしてはかなり頑張ってるかなと思います。



仮組みの図。Nanoの時は右端のワウが載りませんでしたがサイズ差の分、うまく入りました。


ちなみにカタログスペックだと、横幅は50cmになってますが、両サイドにベルクロのない謎のスペースがありますので実質的には表記より少しだけ狭くなるようです。


Pedaltrain Nanoだと少し物足りない、でもそれ以上だとデカすぎるしあまりお金使いたくない、という人にオススメできる製品ですね。
小物用のポケットは予備のパッチケーブルや電源、ピックその他諸々入れたり便利に使えそうです。