今回はちょっとした小ネタを・・・。
僕の普段のピッキングスタイルは、ピックと指を併用するいわゆる「チキン・ピッキング(ハイブリッド・ピッキング)」なのですが、それをスムーズに行う為に爪切りの際には毎回この処理をしています。
これはその昔、フィンガースタイルのアコギを得意とする友人に教えてもらったものです。
ちなみに「爪先で弾く人」と「指の肉で弾く人」がいるかと思いますが、後者で既に問題なく弾けてる人には特に必要ないかもです。
※黄色の線はヤスリ掛けする軌道です。
まずは普通に爪切りして大まかな形を作ります。当然ですが、白い部分はある程度残した方がいいです。
あとは先端がやや尖るように写真の軌道のようにヤスリ掛けして整えます。
写真の軌道だとかなりVシェイプですが、もう少しなだらかにUシェイプくらいでもいいですね。
ピッキング角度によっては左右非対称な切り方も効果あります。
で、次が特に大事なのですが、
この矢印の角度と方向でのヤスリ掛け。爪の先端のラインを斜め下側から斜め上へ軽くヤスリ掛けします。
間違っても往復させないように注意です。常に下から上への一方通行で整えます。
両端も同様に整えます。(要するに弦に触れる箇所は満遍なくやる)
あまり強く擦ると爪が薄くなって弱くなるので軽くサッ、サッくらいでいいです。
終わり!
これだけです。でもこれをすると爪先の弦への引っ掛かりが減ってスムーズにピッキングしやすいんですよね。
ギター弾きながら整えていくといいです。
爪先の尖らせ具合は人によって様々かと思うので自分にあった切り方をお試し下さい。
人によってはマニキュアのような硬化剤で補強したりもありますが、とりあえず爪切りあればいつでもすぐ出来る処理なので僕はずっとやってます。