知 ら な か っ た 。
時期的には90年初頭で、ネルソンとかと近い時期になりますね。
アン・ルイスの「K-ROCK」、浜田麻里の「Anti-Heroine」の二枚に参加してました。
これらのアルバムはそもそものレコーディングメンバーが豪華で、浜田麻里ではガースドの他にもマイケル・ランドウが参加しており、アン・ルイスの方にはヴィニー・カリウタ、ボビー・ロック、さらにはジェイク・E・リーやマイケル・トンプソンまでもがクレジットされています。
まあでもランドウとカリウタは邦楽シーンでも結構見かけますよね。
どちらのアルバムもアマゾンプライムのストリーミングにあったので一通り聴きましたが・・・
正直、ガースドを期待するとガッカリすると思いますね。笑
どちらもガースドは完全な裏方職人。おそらくバッキングやアコギの録音なんかで威力を発揮してるんじゃないでしょうか。
ぶっちゃけネルソンの時よりも目立たないです。笑
僕はストリーミング聴きなので、楽曲毎の細かいクレジットは分かりませんが、知らずに聴いてるとガースドが弾いてるとは気づけませんね。
ソロにはひょっとしたらガースドなのかな?って部分もありますが、お得意のトレードマークフレーズやレガートは無い平凡な演奏(仕事としては正解)なので判断つかないです。ボトルネックパートがある曲もありますが、これまた不明です。
バッキングでガシガシ弾いてる可能性もありますが、別にガースドじゃなくてもいい感。
浜田麻里の方に関しては完全にネルソンの''After The Rain''と同じ傾向のメロディアス・ハードになっており、一聴するとどこかでガースドの技が見れそうな期待感のあるサウンドなんですが・・・。
でも、ランドウやジェイクのファンには結構嬉しい二枚には思います。
いかにも90年代といった作風ですが、純粋にアルバムとしての質は高いですし、あくまでガースド目当てだと微妙ってだけなのでここでの僕の意見は相当に偏ってます。
一応、アン・ルイスの「消えゆくままに・・・」のソロはガースドかもって気はありますがどうだろう。ベンドのアップとリリースの感じがっぽいような。
浜田麻里の方は「Clouds」とかかなあ・・・。この曲がそうなら他でも結構それっぽいのがあります。
実はどちらのアルバムも全体的にがっつり弾いてるんですよ、って可能性もありますけど、本当に普段ガースドに期待する要素は出てこないですね。
もし事前情報無しに両作品を聴いて「これギター、ガースドじゃね・・・?」って気づける人がいたらガースド検定1級どころの騒ぎでは無い。
他にも何か参加作品あれば聴いてみたいです。
K-ROCK
- 発売日: 2017/01/16
- メディア: MP3 ダウンロード