Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

Lovepedal ''Superlead''のとある発見。

以前、購入してとても微妙な印象だった、Superleadですが、今日なんとなく繋いで音出してみたら明らかに音が好みに近づいている・・・。
当然「え!?なんで?」ってなったワケですが、こういう場合に考えられる可能性としては、たいてい「気のせい」「耳が慣れた」「久々補正」等が挙げられます。
しかし、気のせいでは済まないくらいに音色もニュアンスも変わってたんですよね。勿論、アンプのEQの兼ね合いも疑いましたが、色々弄ってみても良い感じの音。
なんと原因はバッファの有無でした。
かなり前に作った自作のバッファ/セレクターをボードの初段に常に入れているのですが、実はSuperleadは今日までボードに組まずに音出ししていたんですよね。
というのは、僕のボードはもう並べるモノもある程度決まっているので、余程の事がない限り組み替える事はしません。
たまに何か新しく繋ぎたい時もバッファより先頭に無理矢理余ったパッチで繋いでボードの外に放り出して使います。
ましてや最初の音出しの段階でガッカリ過ぎたSuperleadをボード内に組む事なんて考えてませんでした。
ところが今日は違ったんですね。ほんと気まぐれの偶然です。


バッファを通した結果としては、音に粘りと密度が出ました。どうしてもポンポンとそっけない感じだったのが、ギャリっと絡み付いてきます。
更にゲインノブの可変もスムーズになり、レンジが広がったというか今までは3時以降しか使い物にならない歪みだったのが、ゲインを抑えてもそれなりに活き活きしたサウンドです。
これは気のせいとかではなく確実に変化してます。バッファを抜いて繋ぐとやはり元に戻りましたし、驚く程違いが分かります。
バッファ後という条件付きではありますが、正直かなり使えるペダルになってます。
それと中のICを仕様のRC4558PからTL072に変えたらやたらボンボン出てたローが僅かにスッキリした気がしましたが、若干ラブペダルらしさみたいなのは薄れました。

しかし、これらはあくまで僕の環境での事ですので他の人の機材でとなるとどうかは分かりませんが、バッファの種類に関しては自作モノ以外にもBOSSのエフェクターを繋いでみましたところ同じ効果がありました。
もし、Superleadをお持ちの方で同じ経験、もしくはバッファ導入を試してくれる方等いらっしゃいましたらコメントででも結構ですので何かしら報告していただけると嬉しいです。
あと、フェンダー系のアンプとの相性が結構良いかも知れません。ただ、PODのモデリングで試しただけですので、また機会あれば実機で試します。