国内メーカーのK.E.S.によるアイソレート式パワーサプライです。

新製品かと思いきや発売自体は2年程前からのようで・・・。
全く知らなかったですねぇ・・・。
というかデザインが完全に某ニーアやけど、大丈夫か・・・???
K.E.S ( ケーイーエス ) / KiNf:2e 
高価になりがちなアイソレート製品としては珍しく、『小型、軽量、お手頃価格』を実現した製品ですが、一般的なそれとは少し違った需要になってます。
個人的にはとてもうまいアイデアの製品に思いました。

まず、電源の許容入力が9v〜24v(センターマイナス )というかなりの広範囲に対応しているので、これは家に転がってる殆どのアダプターが使えると思います。
端子の規格が違う時にありがたい変換コネクタも2種類付属してます。
出力側は、
・アイソレートされた9v端子が2つ。

※【本体電流損失率30% 9V 3A 入力でリンク出力なし 条件下にて各ポート最大 1,000mA 供給可能】
・入力端子の隣にはそのまま横流しするLINK端子(9v~24v)が1つ。

実質的に3出力なので現代のサプライとしては少な過ぎですが、実は工夫次第で色々な使い方が出来る仕様でした。
ただこれに関してメーカーの方で全ての使用例を配線図で掲載してくれてたらもっと理解が早かったのにな、とも感じたので実際にこの場で図にしていきます。
参考になれば幸いです。
まず、最初に思いつく使い方は普通にそれぞれの端子からの給電。

両端子はアイソレートされているのでこのように『アナログ枠』『デジタル枠』で分けておく限りは、ほぼほぼデジタルノイズは問題になりません。
こうなると分岐ケーブルで複数のエフェクターへも給電したいところ。
理想は下記。

これを図のまま再現するには『両端子がオス側の分岐ケーブル』が必要となりますが、意外と無いんですね。
代替案として変換コネクタ、又はDCケーブルが必要になるのですが、嬉しいことに本機にはDCケーブルも1つ付属してます。
かしこい。
DCケーブル+分岐ケーブルなので接点が1つ増えてケーブルの長さもかさみますが・・・まぁそこは我慢で。
というワケで複数への給電は実際にはこういうカタチになりがち。
(勿論、デジタル側にも同じ方法で複数並べて大丈夫です)

お次はLINK端子の例。
LINKは使用する電源をそのまま橋渡し出来るので、例えば24v必要な機材には24vのアダプターをLINK経由で給電するという、以下のような接続も可能です。

マルチ付属のアダプターからのおこぼれをアイソレート電源に流用したろ!っていうアイデアですね。
一般的なパワーサプライと違って使用するアダプターのスペックによって電圧を可変出来るのが強み。
自分の場合は、Tech21のFlyRigの12vアダプターを入力に使い、FlyRigをLINKで動作させ、9vにも分配という方法が可能でした。
そして最後に、本機とは別のメインのパワーサプライから分岐させる方法。
例は5口のDC OUTを備えたサプライから1口借りた図。

これをする場合、メインサプライ側のDC OUT毎の最大出力に注意が必要ですが、ちゃんと許容量の中なら成立するはず。
ちなみに1spotなどの分岐ケーブルでも同様の事ができます。

K.E.S ( ケーイーエス ) / KiNf:2e 