ギタリストと話すとよく出る話題の一つだと思います。
『好きなギタリスト〇〇人挙げてみて』
もしくは
『一番影響を受けたギタリスト〇〇人挙げてみて』
お互いにバックグラウンドを語り合えて楽しい反面、回答に悩む内容です。笑
これ相当難しいですよね。皆さんもそうだと思います。
口頭で語り切るのは大変なので、普段の会話ではザックリで終わっちゃうんですが、
せっかくブログですし、この場では書いてみます。
(それでも全部は書き切れませんが・・・)
正直ジャンル毎に違ってくるのもそうなんですけど、そもそも優劣が存在しないので秤に掛けづらいですが、
僕の場合、ギター上達のキッカケになったという意味では、
・ランディ・ローズ
・リッチー・ブラックモア
・ゲイリー・ムーア
の3人が挙がります。
これはギターがちょっと上達してきた中学生~高校生くらいの頃になりますが、
テクニック的な部分やちょっとした理論面でこの3人には強い影響を受けました。
コピーで忠実に弾く練習に加えて、自分でちょっとアドリブ入れたりとかのアイデアを知るにも良かったんですよね。
ご存知の通り3人ともハードロックギタリストですが、ブルースも根底にある人達なので間接的にブルースを知れましたし、クラシカルなフレーズからはシーケンス的なアイデアや響きを学べました。
そこからもっとテクニカルなものになると、イングヴェイやヴァン・ヘイレン、スティーブ・ヴァイ辺りも定番ですね。
ヴァイはちゃんとはコピーしてませんが、アルバムは好きで持ってます。実験的な試みが聴ける初期の作品が好きです。
ロック・フュージョン志向なものだと、
・ガスリー・ゴーヴァン
・ブレット・ガースド
・ショーン・レイン
の影響は大きいです。
特にガスリーは多方面のジャンルの特徴を落とし込む姿勢や指板の解釈でとても勉強になりました。
たまにやってる『誰々っぽく弾く』っていう取り組みは完全にガスリーの影響ですね。笑
芸術点的な部分では、
・エリック・ジョンソン
・スティーブ・モーズ
・ステファン・シャキンガー
この3人はロックにしてはワールドミュージックっぽいというか独特な世界観がありますね。
モーズに関してはDregs時代がめちゃくちゃ好きで、実は僕がやりたい音楽性でいえばDregsは一番理想かもしれません。
シャキンガーは比較的若手で、エリックやモーズのフォロワーとも言える音楽性で捉え方によってはパクリですが、うまく融合されてる感じが好きです。笑
ケルトとかファンタジー要素あるゲーム音楽が好きなので、トラッドフォークとか昔のプログレみたいな音楽をギタリスト主体でやってるのに惹かれるんだと思います。
挙げだしたらキリがないので一旦この辺にしますが、
ロック以外でジャズ、フュージョン、ブルース、カントリー、ジプシー・ジャズとなるとまた色々違った人選にはなります。笑
やっぱり世間的に評価されているギタリスト達の良いところは吸収したいですし、
みんな違ってみんな良いので余程の狂信者でもなければ数を絞るのは難しいよね。
っていうお話しでした。