Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

新たな仲間。Guild ''Starfire IV''

借り物ですが、わりと最近手元に来たセミアコです。
今でこそフェンダーに買収されているものの、Guild(ギルド)は50年代から続く老舗メーカーです。

Guildといえばアコギが有名ですが、一般的にはやはりGibsonやMartin等が人気なのでその陰に隠れてしまった印象は否めないようです。
なのでヴィンテージ物でも他社よりは比較的安めで売られてたりします。

このセミアコはStarfire IVというモデルで60年代中期頃の物だと思います。(ボディ内のラベルが破れてて読めないので正確な製造年が分かりません・・・)
借りた時はフレット減り過ぎ、弦高が高過ぎ、フレット落ちし過ぎ等々・・・色々と問題多かったので思い切ってリペアに出しました。
リペア内容としては、フレット交換、ブリッジ加工による弦高調整とそれに伴うナット交換って感じです。流石に安くは済みませんでしたし、古いだけあってネック自体が結構ガタがキテたのでまだややクセは残りますが、最初の状態を考えるとかなり弾きやすくなりました。


サウンドは低出力で落ち着いた感じの印象です。デュオで演奏する際に使っていこうと思います。
箱物はこれと安いアイバニーズのやつしか持ってないのでどの程度の代物とか細かい事は迂闊に書けないですねw


ちなみにラッカー塗装なのでネック裏、ボディ裏、様々な箇所がボロボロで渋いです。
指板はハカランダだそうです。

それと肝心のリペアに関しては、神戸の元町にあるTone Blueというお店にお願いしました。
ここはリペアマンがとても優秀な方の様でリペアの評判も良いです。これまでにも何度かお世話になってます。
基本的に高価な楽器が並ぶ玄人好みなお店ですが、店長は気さくで親切な人ですし、店内も大人な雰囲気ある落ち着いた空間です。
楽器に対しての拘りや情熱がとても熱く、マニアックな印象です。
リペア以外にも業界の興味深いちょっとしたお話も聞かせていただきました。




Tone Blue
http://www.toneblue.com/