Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

Adam Rogersを見てきました。

先日書いた通り、20日にジョン・パティトゥッチのツアーが大阪であったのですが、ギターがアダム・ロジャースという事で見てきました。

まず最初に断っておくと、僕は基本的には分かりやすい音楽が好きで、その中でもジャズ要素やフュージョン要素があるという程度のものは日常的に聴くのですが、本当の意味でのジャズとなると正直それほど好きではなく、どうしても「分析、研究」の対象としての価値観が大半を占めてしまいます。
ましてやコンテンポラリージャズの部類になると本当に知らないうえに聴いても理解が及びません・・・。
それを踏まえたうえでの感想になりますので、その点ご容赦下さい。

今回のツアーはアダムをメインに見に行ったのですが、もう一人ギタリストが参加しており、エレクトリック・ギターカルテットという名でのツアーになっていました。
ティーブ・カーディナスという人なのですが、アダムがかなりタイトに音符を置くとすると、カーディナスはわりと自由なタイム感でのプレイヤーでいくらかロックなフィールも感じました。
そういう意味ではかなり両者のスタイルが差別化されていてソロバトルなんかの見応えありましたね。

アダムもカーディナスも基本的にクリーントーンからナチュラルなクランチ程度の音作りで、全体的には緊張感よりはわりと良い意味でゆるくリラックスしたライブだったと思います。
ドラムのブライアンも終始楽し気でした。笑
パティトゥッチに関しても当然に上手いんですけど、やや低音が回ってる感じの音でボヤーっとした感じはありましたかね。すぐに耳が慣れましたが。
曲は宣伝の動画のようなブルース的な少し田舎っぽいロックを2、3曲やった以外はほぼほぼコンテンポラリージャズって感じでした。
正直これに関しては理解が浅い僕には下手に感想は言えないので控えときます。笑  ごめんなさい。

途中、トランペットの方をゲストにキャノンボールの曲?をやってましたが、曲名忘れました・・・。
これはかなり普通のジャズスタイルの演奏でした。
あとこれまた曲名が分かりませんでしたが、恐らくB.B. Kingのカバーもやってたかと思います。
アダムクラスのギタリストにこんな風に言うのも失礼かもですが、トラディショナルなブルースの弾き方も上手いんですよね・・・笑

演奏時間は2時間足らずくらいですかね? アンコールは1曲でした。
お客さんのノリもよく、いい雰囲気のライブだったと思います。

ただ、当日入りしたお客さんですかね? 友人の方と結構大きな声で会話してて、それがステージまで聴こえていたのでバンドメンバーが少し不快そうにしてて気になりました。
しかも、パティトゥッチのソロベースの時だったので尚更・・・笑
店員に注意されてから気がついたら退席していましたが、何も知らずに来ての事だったら少し気の毒かなという気もしましたが、BGMではなくやはりライブなので・・・。その辺りは僕や他のお客と認識が違ったのかもですね。


ちなみに機材はアダムは箱物のみでテレキャスは無し。アンプはフェンダーデラックスリバーブ?を二台をスイッチャーで切り替えて、エフェクターはMaxonのアナログディレイ(AD-9ですかね?)らしきものしか繋いでませんでした。ボリュームペダルすら無かったように思います。
カーディナスの機材は未確認です・・・。すいません。

感想というにはあまりに中身の無い内容になってしまいましたが、まあジャズに関しての僕の知識はこんなもんです。笑
なんか色々すいません。とはいえ良い刺激になりました!

会場でジャズ好きの友人達に遭遇しその場で来月のカート・ローゼンウィンケルのライブに誘われましたが行くかどうか迷うところです・・・笑
世界の演奏を見る、という意味では有意義ですが・・・。財布と相談します。。。


そういえば撮影、録音禁止のアナウンスは一切無く、かなりフリーダムでした。