Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

オーダーしていたギターが完成しました。 その① ''Psychedelic Guitars Custom TL'' (TUNE Guitar Maniac)

去年にチラッと新しいギターをオーダーしている事を書いたと思いますが、それがようやく完成して先日手元に来ました。
今回のものに関しては書きたい事がかなりあるので記事を分けて書いていこうかと思います。

兵庫県尼崎市園田駅で下りてすぐの工房、''TUNE Guitar Maniac''でオーダーしました。
こちらの工房にはSuhrの一件以来、ちょくちょくお世話になっていて、技術は勿論のこと人柄や親切さに惹かれてオーダーを決めました。
経緯や諸々の事を書くと長くなるので今日はとりあえずギターの現物写真と主な仕様と簡単なインプレッション等を・・・。長いです。



見ての通りのテレキャスタイプです。・・・とは言っても伝統的なものからは大きくかけ離れたスペックになってはいますが。笑
TUNEと言えば、ベースが有名かと思いますが、''Psychedelic Guitars''というブランドでギターも作っています。
僕のはそれです。

以下、スペック詳細です。

【ネック材、指板材】・・・共にメイプルです。1ピースではなく、張り合わせになっています。塗装はナチュラルサテンです。

【ボディ材】・・・アルダーバックにトップ材はパドゥークです。パドゥークというのが少し珍しいかもですね。これも塗装はナチュラルサテンです。
パドゥークは有名なのだとワッシュバーン製のヌーノ・ベッテンコートモデルに採用されています。

【ピックアップ】・・・全てSuhr製でフロントから順に、SSV、ML(ランドウモデル)、SSH+となっています。ダイレクトマウント。
ぶっちゃけ前々から使ってたSuhr Modernと全く同じです。

トレモロユニット】・・・日本が世界に誇るGotoh製で、''510T-FE1''です。定番中の定番かと思います。

【ペグ】・・・これまたGotoh製で、''SD91 MG-T''です。テレキャスには楕円系のペグが最も合う、と僕の中で強い想いがあるのでこれにしました。(後述)
ロックペグなのでやはり安定感ありますね。

【ナット】・・・TUSQです。これもSuhrと同じですね。

【フレット】・・・Jescarのジャンボステンレスの24フレットです。

そして、今回初めて搭載したのですが、コイルタップを付けてみました。

2点式のスイッチでハムバッカーからシングルコイルへと変更できます。当初はスイッチを取り付ける位置に悩んだ末、誤って手が当たらないようにブリッジよりも後ろ側で検討していたのですが、キャビティのサイズの関係上、ボリュームとトーンノブの間になりました。
心配してた操作性は全く問題なく、快適です。
TUNEさんからもうひとつスイッチを付ければ、ミックスしたり色々と音色増やせるとの提案も頂きましたが音作りに迷いそうなのでやめときました。笑 (ちなみにコイルタップの搭載は無料でした)

さらにもうひとつ初めての仕様ですが、リセス加工もして頂きました。

分かりにくいかもですが、ブリッジのサイズに合わせてボディにザグリを入れて、落とし込み加工をしているので、アームアップの可動域を大幅に確保できます。
ブリッジはなるべくボディと平行が好みなのでこれはありがたいです。実はModernをオーダーした際に付け忘れてた加工なのでようやく試せて謎の感動があります。


前述のペグですが、ロックペグは大前提で尚かつ、ペグの裏側から締め込むスタイルのものが良くて探していたところ、その頃はGotohのラインナップにはこの楕円形のロックペグが無く、有っても別タイプのだけでした。(型番忘れましたがペグ締めたら一緒にロック掛かるやつです)
諦めて他ので妥協しようと思ってたのですが本格的にオーダーをしようと準備し始めた頃、なんと理想そのままのペグがGotohから発売されたんです。めっちゃ嬉しかったです。笑
(オーダーに踏み切ったのは去年9月ですが、構想自体はその更に1年くらい前にはありました)


大体の仕様はこんな感じです。塗装の質感やネックグリップ、ボディ形状等、驚く程丁寧に仕上げてもらえました。
肝心の演奏性も良いです。現状では僕の好みで結構低めの弦高になっていますが、PLEKを使用しているのでかなり精密に調整を追い込めてます。
音に関しては材が違うとは言え、ピックアップは今まで何年も使ってきたSuhrと全く同じなので、大きな違和感はなく(逆に新鮮みも無い。笑)使えてます。
ただ、コイルタップの威力が凄くて感動してます。笑
工房の方曰く、この手のものの中でもかなりいい感じにシングルコイルっぽさ出せてるようです。
僕はコイルタップ自体が初なので、他との比較のしようがありませんが、現状シングル時の音に不満は無いですね。ハムとシングル行き来できるのがこんなに便利とは・・・。

ちなみにヘッドシェイプは僕が紙に描いたものをメールで提出して、それを再現してもらいました。文句無しの形状です。
これについては、相当悩みまして・・・。伝統的なテレのヘッドだとモダンなスペックとの相性が悪そうだし、かといって露骨に目新しい感じも何か違うなって色々と考えた末にどっちつかずな感じにしてみました。笑
比較的テレキャスらしさも残ってると思うんですが並べて見ると結構違う感じになってて、僕的には丁度いい具合かと思ってます。
(これは何度も修正案を出したり、意見を二転三転させたりで工房に迷惑をお掛けしたのですが、快く引き受けてくれました。・・・感謝)


と、ここまでは本当に理想通りのギターなのですが、一点だけ惜しい箇所が・・・。
実はカッタウェイ周りがやや浅く、22フレット以降のハイポジションで少し手がつっかえてしまうのです。普通のテレキャスならこれで当然な感じなところですが、あくまで24フレット前提のギターなので、ここだけどうにかなりませんか?と後から相談したところ、「解決しましょう!」と言って下さり、カッタウェイ周りをもう一度加工してくれる事になりました。
なので、またちょっとしたら手元からしばらく離れる事になるのですが、この問題さえクリアできれば本当に夢の一本が出来上がります。

(つってもご覧の通り、この時点でボディシェイプにテレらしさを残せる範囲でちゃんと考慮した作りにしてくれてます。この辺がデザインと演奏性どちらを優先するか難しいところですね)

工房で弾いて確認してた時点でも「カッタウェイもっと攻めてもよかったですね〜」、という風に少し話しは出ましたが、まあこれくらいなら慣れればいけるやろ!って思ってその場ではそれ以上は追求しませんでした。笑
・・・が、持って帰って普段のノリで弾いてると、やっぱり24フレットあるならネック全体を快適にしたいという気持ちが勝ってしまい、申し訳なく思いながらもメールを送信・・・って感じです。笑

ホーンを細くする必要があると思うのでテレキャスシェイプから少し遠のくかもですが、それはこれからの相談で色々と決めていきます。
修正が済んだらまた写真を載せますね。


今回はとりあえずはこんな感じですね。
ちなみに気になるお値段ですが、27万円でした。ヘッドを自由に作ってもらってかなりワガママ通してのフルオーダーでこの価格は安いと思います。


次回は過去の記事と一部重複しますが、Modernの一件を踏まえたうえで今回のオーダーの経緯とか僕の考えみたいなのを書いていきます。
本格的な演奏性とか音の感想はもっと弾き込んでから追々・・・。




それとなんか「工房の回し者か!」ってくらいに絶賛してますが、本当に親身に対応してくださる工房です。
TUNEのサイトです↓
http://www.cc.rim.or.jp/~tune/tune/tune/tune.html
(ギャラリーページにも僕のテレキャス載ってますので、綺麗な写真で見たい方は是非そちらもどうぞ)


あと海外と違って工房が近いので何かあったらすぐ持って行けるのが精神衛生上、非常に良いです。(重要事項)

Suhrオーダー・・・Rocket Music・・・ 塗装ミス・・・う、、、頭が・・・ッ(トラウマ)