ここ最近メインで弾いてるメキシコ製のフェンダーテレキャスターです。
メキシコ製にもラインナップがいくつかありますが、これは2010年製のスタンダードモデルです。
このスタンダードシリーズはややモダンなプレイアビリティを重視した仕様になっていて、ブリッジサドルは6way、ピックアップも少しパワーのあるものが採用されています。
フレットはミディアムジャンボの21フレット、指板は9.5R、ロッド穴はヘッド側にあります。
・・・と、無難に弾きやすいスペックですが、やはり不満もあるので僕は下記の改造をしました。
・リアPU → Seymour Duncan APTL-3JD(ジェリー・ドナヒューモデル)
・フロントPU → Dimazio DP240
・ペグ → フェンダー純正ロックペグ
・ハイパスフィルター追加
・コントロールプレートをボリュームやセレクターの操作性向上の為、スイッチに角度を付け、ノブの位置もやや後ろにズラしたものに変更。
特に元々のPUに不満があり、フロントに関しては「絶対変えよう」と思うくらいやりたい事に合いませんでした。
紆余曲折ありましたが、最終的にはDimazioのミニハムに落ち着き、満足しています。
載せるには当然ピックガードの穴を拡張する必要があったのですが、加工は面倒なのでAmazonで安い加工済みピックガードを購入しました。
ちなみにメキシコスタンダードのキャビティ側は最初からハムサイズでザグられているのでそっちの加工も必要無くて助かりました。笑
リアに選んだドナヒュー・モデルはめちゃくちゃ良くて、一発でお気に入りのピックアップになりました。
フロントは結局3回も交換しましたが、ドナヒューはこれ一つで終わりを迎えましたね。
凄くバランスの良い音で使いやすいです。
ネック周りは、特に太くも薄くもないシェイプでクセのない感じでした。
中古なのでフレットの消耗もそこそこ、更にロッドの残りもあまり有りませんでしたが、現状のコンディションは悪くなく、演奏性も良好です。
近年のモダンなハイエンドギターと比べると難は多いものの、割り切って使える手頃な価格帯ですし、良い意味で雑な気持ちで使えてます。
安物なりに自分で手を加えていくのも楽しいですね。
これなんかは1弦の指板からの弦落ち対策として手を加えた箇所です。
無理やり内側に弦を寄せる為に1弦だけベントサドルに変更してます。
これだけだとピッキングの力でサドルごと外側にズレ込む事があったので、これまた余り物のサドルで外側から抑え込んでいます。
元々の弦バランスも比較的良好でしたが、僕の好みとして1弦側はなるべく指板端のスペースに余裕が欲しいのでこうなりました。
2弦、3弦の弦間と比較すると分かりますが、1弦は結構狭められています。
こんな感じでメキシコテレを最近は弾いてます。テレキャスを選ぶ理由は単純に自分に合ってるなって感じるのと、絵的にもあまりジャンル選ばないギターなんですよね。
カントリーは勿論ジャズ、ファンク、ポップス、ロック・・・etc 色々馴染みますよね。これは多くの人が思ってる事だと思います。
シンプルな構造で無骨な感じとかも僕の好みです。
あとはJosh Smithとかそういったネオブルース界隈のプレイヤーがテレキャスで良い演奏している事への憧れも大きいですね。笑
後ほど書こうと思ってる事ですが、フェンダーメキシコって中々良いモデルだと思うんですよね。
安価ですがこの価格帯は他社だとアジア製(中国製、韓国製)になるところをちゃんとフェンダーとして出てるシリーズですし、作りもそんなに悪く無いです。
何気なく買ったメキシコですが、なんだかえらく気に入っちゃって色々と調べるうちに推せる理由もちょくちょく見つかったのでその辺を後日書きたいと思います。
内容の多くはネット情報の受け売りになる感じではありますが、実際弾いてみての個人的な感想なんかも一緒に・・・。