Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

三木楽器でLloyd Spiegelを見て来ました。

Lloyd Spiegel(ロイド・スピーゲル)


Lloyd Spiegel - Mississippi Sun

ジョン・メイヤーなんかもやってそうな曲の感じですね。

このギタリストに関しては詳しくないのですが、どうやらオーストラリアではレジェンドと呼ばれる存在で、キャリアも20年以上に渡る大ベテランのようです。
基本的にアコースティックギターをメインに弾き語りというスタイルでブルースギタリストとして知られていますが、カントリーっぽい歌ものも弾きます。
歌唱力もですが、テクニックに関しても相当な腕前でアトキンス的なフィンガースタイルから速弾きまでこなします。

今回、何故知らないギタリストを見に行く機会があったのかというと、実は大阪心斎橋の三木楽器でロイドによる''Cole Clark(コール・クラーク)''というメーカーのギターのデモンストレーションがありまして、これがなんと先着12名限定の無料クリニックだったんですね。
コール・クラークはロイド自身も愛用しているメーカーで、通訳を通して彼が解説、実演をするといった感じの流れでした。

残念な事に僕は30分遅れて到着したのでその頃にはクリニックも終盤でしたが、それでも超絶テクニックをしっかりと目の前で見る事ができました。

クリニック後はそこに数多くあるコール・クラークのギターを自由に試奏していいとの事でしたので、思う存分弾いて来ましたw
どれも20万から40万はする高価なギターだったので品質に関してはしっかりしてると思いました。(当然か)
ただ僕は普段はアコギを弾く事は少ないですし、J-45一本しか持ってないのでアコギの本当にディープな部分までは判断できません・・・すみません。でもどれも弾きやすい印象でした。


そしてなにより驚いたのが、そうこうしてるうちに部屋に戻って来たロイドがその辺にあるギターを一本手に取って適当に弾き始めたのですが、彼に同行していた人(でしょうか?それとも熱心なファン?)とロイドが話すうちに''What's Going On''を弾き始めました。
最初はロイドが弾き語りしていたのを聴いていたのですが、この曲は僕もうろ覚え程度に知ってたのでちょっと弾いてみたらロイドも合わせてくれてそのまま軽く二人でソロ回しのプチセッションみたいになりました。
咄嗟の事だったので映像も音も残せてませんが、これは本当に良い体験になりました・・・。楽しかったです。

その後はお店を後にして適当に必要な小物を買い揃えたり、飯食べたりいくつか楽器屋を見て回って帰りました。
ちなみにコッツェンシグネチャーのテレキャスを試奏してきましたが音は結構良かったです。ただ、ネックが噂通りの極太で僕にはちょっと合いませんでした。
他にも''Traveler Guitar''も弾いてみましたがこれが案外使えそうで欲しくなりましたw

帰りに寄った心斎橋のつけ麺屋、''雀''の辛口つけ麺。美味しかったです。