Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

Cornford ''Roadhouse 50 Combo''

ついに買いました。デカイ。重たい。

50Wで2x12キャビ搭載の''Roadhouse 50''です。
Cornfordはガスリーが使ってた事でも有名で、他にはグレッグ・ハウやリッチー・コッツェンなど僕の好きなギタリストの名前も見かけます。
なかなか日本では在庫が出回らないのですが、特価品で売れ残ってたやつを無理して買いました。
イギリスではわりと普通に売ってるのですが、安く買える分、輸入の手間や電圧面の関係で問題が多いので今回は素直に日本の正規品です。
以前試奏した事もあったので通販でも特に抵抗なく買えました。


シンプルなコントロールで基本的にはシングルchです。ブーストスイッチがあり、更にゲインは足せますが音量やEQは独立していないので、ホントにブーストするだけって感じです。
ブーストは足したゲインに応じて音量も上がってしまうので、曲中で切り替えて使うには少し不便に感じる部分もありますね。
音色は少し柔らかい感じですが、低域は良い具合に引き締まっていてタイトです。全体的な音圧はそれほど感じず、結構綺麗に耳障りよく出て来る印象です。
Badger30は30Wとは思えないくらいのパワーでしたが、それに対してRoadhouseは50Wにしては大人しく感じました。
又、Badger30はフルゲインでも手元の操作でクリーンまで落とせましたが、Roadhouseはちょっと厳しいですね。
どうしても歪みが残ります。

個人的にクリーンはBadger30のほうが好みでしたが、アンプの歪みに関してはいい感じにSuhrには無い特性を持ってて凄く気持ちいいです。
具体的にはBadger30のほうは全体的に太く、ローミッドがとても良く出ますし、歪みの粒も生々しく、エッジが利いています。それに比べてRoadhouseは甘く柔らかい歪みです。
どちらが優れているとか勿論無いんですが、比較すると食い違うカタチでお互い足りない部分がありますね。
メーカーが違えば国まで違うので当然といえば当然ですし、それに傾向丸被りなのも困りますw

今のところエフェクターの歪みとの相性も良い感じですし、使い勝手も良いです。重くてデカイので持ち出すのはちょっと無理ですが・・・。



ガスリーを知って以来、数年間憧れていたアンプなのでモチベーションも上がります。
ちなみにガスリーはCornfordとは言ってもライブによって使用していたモデルが変わるので特定は難しそうです。
Roadhouse30、Hellcat、MK50辺りだとは思いますが、自信無いです・・・。