Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

Guyatoneのオートワウ、 ''Wah Rocker WRm5''の感想

オートワウがひとつ欲しいなーと思い、購入したのがGuyatoneのWRm5です。サウンドハウスで9000円程でした。

Guyatoneと言えば僕の中では中堅メーカーもしくはそれ以下(すいません・・・)といった印象なのですが、このワウはマイティマイクロシリーズと呼ばれる比較的新しいラインナップで、Guyatoneなりの工夫が盛り込まれています。
今回のWRm5はWRシリーズの最新機で、小型化、トゥルーバイパス、調節ノブの追加と言った具合に時代に合わせた改良が施されています。
まあサイズに関しては元々小さめですね。ちなみに初期のWR3はガスリーも愛用しています。

使ってみた感想ですが、わりと調整がシビアに感じました。
ノブはLevel、Decay、Threshold、Responseの4つなのですが、これらをここぞというポイントに合わせるのが中々難しいです。
Levelは単純にエフェクターの音量なのであまり関係ありませんが、残り3つを相性良くセッティングしようと思うと結構細かい作業になります。(あくまで僕の好みのセッティングの場合ですが・・・)
音は結構ギュワっとできる方だと思いますが、ただそれがちょっと高音の掛かりが耳に痛いかもしれません。
そしてそれを調節して解消すると今度は低音側の反応がイマイチになったり・・・。
あとエフェクトオンリーの場合ですが、音抜けが少し心配な感じはありますね。原音とミックスして出力できるスイッチがあるので、それをオンにすれば問題なさそうです。
まあ、可もなく不可もなくという感じのデキですが、この値段でこれなら充分だと思います。
足をぶつけてのノブの誤作動を防ぐガードが付属していたり、電池の有無が視認できる窓等、プレイヤーの事を配慮した工夫が多いのはとても好印象です。
ひとつ問題があるとすれば、グヤトーン独自のトゥルーバイパススイッチってやつですね。
踏み心地は、殆どカチっとした感触はなく、フニャっとしていて軽く踏めます。これは良いです。
しかし、オン時にポップノイズがボツボツと入りますw
スタジオとかの音量で歪みを併用してるとかなりの目立ちます。他の機械式スイッチでもここまで鳴らないけどなあ。
まあ、これは別にいいです。安いですし、ポップノイズはともかく普通に使えて遊べます。
とりあえず安いオートワウ欲しいって人には丁度良いんじゃないでしょうか?
似た価格帯だとModtoneやMelekkoのモノもありますね。