Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

Suhr ''Badger 30''届いた。

来ましたッ!

キャビネットには今まで使っていたMarshall ''DSL-401''を代用。
DSLはコンボアンプですが、スピーカーケーブルをBadgerに差し替えれば普通に使えます。
欲を言えば、キャビもSuhrで揃えたかったですが、そこまで余裕ありません。


チャンネルは完全にひとつだけで、最近のアンプによくある便利な複数のchは勿論、クリーンとリードのような分け方も一切されていません。
コントロールは左からPower、Drive、Bass、Middle、Treble、Gainとなります。
Powerノブはアッテネーターのようなもので、これを使う事により真空管に負荷を掛けたままに音量を下げれるようになっているらしく、要するに自宅で使う音量でもパワフルですよという感じみたいです。
これに関しては後で詳しく説明します。

簡単に使用感を書いていきます。

まず、音ですが、クリーンがかなり綺麗だと思いました。ザラザラした感じは殆ど無くとても素直に出てくる感じで、それもペラペラとした音ではなく、粒がしっかりしているので結構存在感があります。
そして30ワットながら全体の音圧はかなり有ります。
Driveは音量で、Gainが歪み調整になります。Gainを上げればかなり歪みます。
EQの効きも絶妙で、甘い音からタイトで鋭い音まで幅広いです。ただ全体の特徴としては暖かいイメージのあるどこか懐かしいサウンド?じゃないでしょうか。
古すぎる事も無く、かといってあからさまにモダンな音でも無いといった印象ですね。
性質的には適度に粘りがあり、どちらかと言えばドライなサウンドだと思います。

基本的なコントロールは至ってシンプルなので書く事は無いのですが、Powerノブだけが独特で、これに慣れるまで少し時間がかかりました。
Powerノブは基本的に目盛り10がデフォで、そこから必要に応じて絞っていくのですが、分かりやすく音量が下がるのが0〜4の間なんですね。
そして使い方は最初に説明した通りなのですが、まず爆音で好みの音を作ってから適度な音量まで下げればOK・・・なんて使い方はできませんでした。
どうもこのノブはDrive辺りとのバランスが重要なようで、Driveを多く上げた状態でPowerを下げると、ザラザラで汚い音になってしまいます。ペダルの歪みのノリも汚いものに・・・。
Powerノブを下げる時はそれ前提でまた音を作らないといけませんね。
このアンプで少し戸惑ったのはこれくらいですね。他は本当に基本的なコントロールなので・・・。


結果的には買って良かったと思える本当に良いアンプです。使い勝手良いですし、なんてったって軽いですしねw
到着時は普通に商品ままのダンボール(要するに特殊な梱包は無し)で来たうえに箱の角が破れてたり少し怖かったですが、本体に傷も無く、今のところ動作も全く問題無しです。
気軽に買える値段では無いですが、円高の今輸入すれば17万程なのでかなりお買い得だと思います。
ただこの場合、電圧が115Vになるのでそこだけ注意してください。

以上、まとまりが無いですが、Suhr Badger 30の感想でした。