TC ElectronicのTone Printシリーズは出荷時のデフォルトパラメーター以外に有名アーティスト用にチューンされたパラメーターを取得する事で、それらをデータ通信機能を使い自由に移し変える事ができる''Tone Print機能''が特徴でしたが、今回ついにそのパラメータを自由に設定できるソフトが公開されました。
どういうものかというと、例えばノブの上限を変えたりする事ができるんですね。例えば、ディレイなら本来200~1000msの範囲でのコントロールだったのを、下限、上限を自分で設定して100~1500msという感じに設定できます。(Flashback Delayは最大7000msです)
これらの拡張設定はアーティスト用にリリースされていたもの(これも結局はメーカーで決められたパラメータ)をダウンロードして移し変える事でしか得られない機能でしたが、今回のエディターを使えば数値を細かく設定できます。
おそらく配布されていたアーティスト用の設定というのもこのエディターを使って作られていたのだと思いますが、これで同様に自分好みのチューンナップが出来るという事ですね。
ソフトはフリー配布です。音作りの幅が広がりますね。
メーカー公式の解説。