Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

Providenceが新作OD、''Red Rock OD ROD-1''を発表。

国産メーカー、Providenceの新作です。

          
確かな品質とユーザビリティを重視した作りで評判の良いプロヴィデンス。僕も''FDR-1''を持ってますが扱いやすい出音で所謂「優等生系」の歪みとして気に入ってます。
ここの製品は基本的に極端な癖は少なく、様々な楽曲に馴染みやすいモノを作ってるイメージがありまして、例えば他のメーカーだと「マーシャル系」や「フェンダー系」だったり、「伝統的な○○を再現」みたいな良い意味でひと癖あるコンセプトのものも少なくないですが、あまりそういう部分を主張せずに独自の考えで作っていってる気がします。(回路までは知らないので実際のところは何ともですが)

そんなプロビの新作は「アメリカンサウンド」という事で今回は珍しく結構ピンポイントに的を絞って来たなって印象です。
コントロールはMASTER(音量)、TONE、GAINのオーソドックスなものに加えて小さいノブでVOLUMEがあります。
これはメーカー曰く、「アンプ回路と同じような、入力ゲインセクションのボリュームによりギターのピックアップの違いによるレベルの補正やブーストさせることができます」
だそうです。
そしてピンスイッチでFAT(低域)のブーストもできますね。これはプロビの歪みにはよく導入されてるスイッチです。個人的には普通の連続可変ノブにして欲しかったり・・・。
ペダル自体はシングルコイルP.U.とのマッチングを考慮して作られたそうです。


実際のところ使ってみないと何とも言えませんが、コンセプトとしては結構僕好みなペダルな気がします。
FDR-1も良かったですが、あれはなんとなく低域がモッサリした感じや僅かに全体的な輪郭の甘さが気になっていたので、今回のROD-1はアメリカンなドライサウンドという事で結構クッキリした音なのかな?って勝手に思ってます。
もしアンプを選ばすに良さが出るようであれば欲しいかもです。あとはゲイン幅がどれほどまであるのかが気になりますね。

この動画はJC-120に繋いでるそうですが結構良さげですね。デモの奏者もわりと好みのプレイスタイルなのでこれは僕的に買いなのかもです。


http://www.providence.jp/products/effector/rod1.html