待ちに待った来日公演です。ハイテクトリオ、アリストクラッツの二度目の来日。前回は確か3年前くらい?でしたっけ?
あの時はアルバムリリース前という事で謎も多く、素直に楽曲を楽しみづらかったですが、今回は2枚も予習するネタがあるのでバッチリです。
この日はライブ前にリハを終えて僅かに開いた時間で飯を食べてから会場に向かいました。会場時間ギリギリくらいに到着してなんとかスムーズに入る事ができました。
会場はアメ村にあるBigCatです。前回もこの会場でしたね。ここにはこれまでにもティモンズやホールズワース、エディ・ジョブソンを見に足を運んでいます。
時間は完全なオンタイムで始まりました。素晴らしい!(ガンズを見た時は1時間以上も押しましたw)
一曲目(Furtive Jack)から飛ばし過ぎやろ!ってくらいにスリリング且つ爆音の演奏でした。
選曲は当然ながらアリスクラッツのナンバーばかりでベラーやマルコのソロ曲はなく、ガスリーのErotc Cakesをアンコールにやったくらいですね。
個人的にはDance Of The Aristocratsを聴きたかったのですが、やってくれませんでした・・・。
ホントに人間離れしたようなテクニックの応酬で、まさに異次元空間。個々の演奏力は勿論、バンド一体となっての音量のコントロールが完璧すぎるというか、上げる部分、落とす部分での息が合い過ぎで驚愕しました。
メンバー全員国籍も違えば、活動してる場所もバラバラなので、あまりリハ等に時間を割けないとインタビューで言ってたものの長年一緒にやってきてるかのような一体感です。
正直、それが当たり前過ぎて動画とかでは気にも留めませんでしたが、生で見て改めて凄さを思い知りました。
座席は自由席だったのでガスリー側の席を確保。開演前に両隣の方々と仲良くなって色々お話しさせていただきました。
席を互いにキープするカタチでステージ写真も撮ってきました。
ヘッドアンプはVictory社の''V30''というミニタイプのものに変わっていました。キャビはメサのレクチとかによく使われてる4発のやつですね。
切り替えか同時ミックスで出力なのかは分かりませんが、Fenderの''Hot Rod Devill 212''も確認できます。このアンプは去年くらいからチラホラと単体でも使ってましたね。
僕もメインで使ってますが、ホントに使いやすくて良いアンプです。案外色んなミュージシャンが使ってます。
ボードの内容までは流石にカメラが届きませんでした。すいません。ただ、お隣の方が乗り上がって撮影したものを見せて頂いたのですが、Suhr関係のペダルは一切無くなってましたね。Koko Boostも外れてました。
全体で2時間くらいのショウになったかと思います。ホントに素晴らしかったです。
MCは僕には英語力も無ければ聞き取りもロクにできないので雰囲気で楽しみましたw
それぞれ作曲した曲のエピソードなんかを交えてくれてました。マルコの''Desert Tornado''の紹介の時にベラーが客に「皆はトルネードって映画は見た?」みたいに聞いたら、ガスリー達に「ツイスターじゃない?」って風にツッコまれてた気がしますが間違ってるかも知れません。
「(名前忘れたけど)竜巻の映画は見た?」からの「ツイスターだよ」って流れかも。
なんにせよMCもですが、演奏も超絶ながら時折コミカルでユーモアなセンスが飛び交う余裕が見てて心地よかったです。
また次回の来日にも期待が高まります!
今回ガスリーが使用していたヘッドです。30Wの小型ヘッドですね。2ch式だそうです。