Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

Suhrが24フレットのテレキャスを作り始めました。

Suhrにはテレキャスシェイプの''Classic-T''が存在しますが、これまでは22フレットのモデルのみだったのが24フレットのネックもオーダーできるようになりました。
これに関しては、実はわりと前からAndy Woodが使用してる写真が海外の掲示板に貼られていたりで存在は知られてましたが、一般向けなオーダーは受け付けていない模様でした。
実際僕も気になって去年末だかにSuhrに問い合わせてみたのですが、「現在、24フレットのギターはModernのみ作っています」との返事が来ました。

実は僕は前々からテレキャスシェイプでノンピックガード、HSH、トレモロ付き24フレットのギターが欲しくて、色んなメーカーを探してみたりしたのですが、そもそも存在自体無かったり、有ってもイマイチピンとこないギターが多かったりで困ってました・・・。
Suhrが作ってくれたら良いなーとはずっと思っていて、最近お世話になっているTUNEさんの工房にSuhrに近いデザイン、仕様でカスタムオーダーの相談等までしていたのですが、今月くらいにSuhrのFBに24フレットのテレの写真がアップされてまして、更に一部の楽器屋にも限定モデルとして流れていたのが気になってディーラーに問い合わせてみたところ、オプションとして既に受け付けてる旨の返事が来ました。

オプションの説明ですが、

・24フレットにする事自体のアップチャージは無し。(Classic又はClassic-Tともにお値段据え置き)
・ネックオプションやシェイプはModernのものが適用される。
・それ以外は他のモデルと同様のオプションが適用される。


との事でした。

これはかなり心揺らぎました。正直もうTUNEさんで作ってもらう気だった矢先にまさかのSuhrが作り始めるとは・・・。
でも、まだかなり迷ってるところではありまして、Suhrの場合はまあ長く使ってるメーカーなので大幅なブレは無く手に馴染むだろうし、音もほぼ想定の範囲内のギターが完成するだろうとは思います。
ただ、今は円安傾向ですし、そもそも写真等含めて24フレットテレ自体の情報がほぼ無いのでオーダーとなるとデザイン面でかなり不安が大きいです。
流石に気をつけますが、前回のModernの時の様なミスをされても怖いですしね・・・。僕は英語苦手なので細かに塗装とか諸々をディーラーと相談できる自信が無いです。

一方、TUNEさんの場合は実際に材を見て細かに注文つけれたり、PUやハードウェアの選択肢やボディシェイプも可能な範囲でほぼ自由なうえ、ネックシェイプに至っても完成後に握り確認をして微調整してくださるそうです。
使ってるうちに不具合が発生してもすぐに直接持ち込めるというメリットはかなり大きいですね。その際、人柄的にも相談しやすい工房というのも強みです。
Suhr同様にPLEKもありますし、そもそもPLEK使わずともバッチリと調整してくれる工房です。

Modernで一度痛い目見てるので、その点考えるとTUNEさんのほうが良いかなとも考えてますね。

ちなみに以前、TUNEさんの作るテレキャスシェイプのギターを弾かせていただきましたが、弾きやすかったですし、作りもバッチリでした。


とは言ってもどちらにせよお金は結構掛かるので、まだ当分は様子見にはなっちゃいますが・・・。でも、24フレのテレキャスは僕的にはロマンあります。。。


先日、ようやくSuhr公式から24フレテレを使うAndy Woodの映像が公開されました。ファクトリーパーティでの演奏になります。
かっこいい。けど、中盤のボトルネックのトリックはガスリーを意識してだろうけど、イマイチ音符になってなくて滑ってる感じが何とも・・・。

やっぱこれよね。