Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

ジプシーギターの基本奏法の敷居の高さ。

二年くらい前にDホールのマカフェリを買ったものの殆どまともに練習せず、今年に入ってようやく本腰入れて取り組んでいます。(今はオーバルホールのを使ってます)

バッキングの4つ刻みはなんとなくそれらしい音になってきた気はしますが、リードの難しさが尋常ではなく、ずっと苦戦してます。
本場のプレイヤーの動画とか見て研究してると、やはり基本は手首のスナップの速さとキッチリ振り抜く瞬発力みたいなのが必要そう・・・。

僕はエレキの頃から速く弾く場合はどちらかと言えばレガート主体でしたし、フルピッキングでガシガシやるよりも合間にプリングやハンマリングを多用するスタイル(悪く言えばピッキングサボりすぎ)なので、そのツケがめちゃくちゃ来てます。笑
普段から手首が硬いのも厳しいところです。

ジプシー系のピッキングはどうやら「レストストローク」と呼ばれる技術らしく、これは基本的にダウンを主体に行うみたいです。
さらにダウンで抜けた先は下側の弦に当てて止めると言った具合です。指弾きで言う所のアポヤンドと同じですね。
そして遅い音符なんかはダウンオンリーで弾ききります。
更にメタル的なアルペジオフレーズなんかも本来エレキならスウィープを使って、ダウンで上がってアップでラクに戻ってくる、という動作の反復パターンが多いですが、レストストロークの場合はダウンの次もダウンを交えながら戻ってくる事が多いんですね。笑
なんせ比率的にダウンの数が多いようです。ダウンだらけのエコノミーって感じですね。
中学生の頃の自分にメタリカのマスター・オブ・パペッツのバッキングをオールダウンで弾ききる練習させてやりたいです。

オルタネイトの場合・・・というか全般的にですが、右手首は固定せずに浮かした状態でプラプラと脱力しておくのがコツのようです。フォーム的には見た目はヴァンヘイレンのハミングバードピッキングとかに近いかも。
固定してしまうと、動作が限定されてしまって、弦を速く強く弾けないんですね。
ただ場合によっては、余った指を少しだけ支えにして安定させてるケースも見かけます。


これらは自分なりに調べた結果なんですが、ネットが普及してるこの時代ですら未だに日本には情報が少なくて少なくて・・・。


正直どれをとっても今までの僕の弾き方から大きく離れているので現在絶賛矯正中です。笑
弦のゲージは11からが定番のようですが、そこは折れて10-45に変えてます。ピックもまた色々試してみたいですね。



難しいけど、奥が深くてやってて楽しいです。

というただの日記でした。