Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

ギター用の潤滑材について思う事。

皆さんは、ギターを弾く際に「手元の肌の状態」とか気にしますか?
自分はこれの状態にかなり左右されるタイプでして、具体的にはややしっとりしてる(湿ってる)くらいが一番弾きやすいです。
よく演奏前に「あ、これやばそう」って感じる時はギターのギグバッグとかデニム生地のものを触った後なんかに手のひらがガサガサしてる時で、これ言って伝わるのか分かんないですがそうなるとなんか異常なまでに弦滑りが悪くなって、チョーキング時に上の弦に指先が掛かりまくったり、大きくスライドしようにもつんのめったり、ろくな事にならないです。

人によっては完全に乾燥してる方が弾きやすいって人や、そもそも極端に手汗が少なかったり(逆も然り)、特に気にならない人もいると思います。

僕は手汗の質(そんなものあるのかは知りませんが)がどうにも演奏に影響しやすいので本当にダメそうな時はなるべく好みの状態になるようにちょくちょく潤滑材の類を使用するのですが、これもまた中々に思った効果をもたらしてくれない事も多々あり、結構な悩みの種です。
ちなみに今持ってるのはARIAの''Smooth Finger''です。

他には有名なフィンガーイーズやフェンルナンデスのなんちゃらを使った事があります。

この潤滑材の類も人によって使用感様々かなと思いますが、今のところ試したものはどれもすぐにベタベタザラザラになってしまい、先述の「やばい状態」になります。
ただ、ARIAのは比較的その状態の度合いは控えめかな?って印象だったので使ってます。
こういうのって僕的には「ツルツル」とかよりは「ヌルヌル」の方が表現としては合ってる気がするのですが、その「ヌルヌル」が徐々に「ガサガサ」になってきて、最終的にはクロスで弦を拭くときに「キーキー」鳴るようになります(しかも弦が赤みを帯びている。ロトサウンドなら即死である)
吹きかけて本当に最初だけは多少マシってくらいですぐにダメになってしまうんですよね・・・。それでも「本当にやばい」と感じる時のまま弾くよりはいくらか安心感はあるので使うのですが満足いくものに出会えてないです。

最近は弾く前に気になる時は軽く手を洗って水分補給してますが、いっそ濡れタオルとか水を入れた霧吹きとか持つ方がいい気もしますね。笑


引っ掛からないという意味ではエリクサーの弦を使ってる時が最高に安心感あります。これは本当に手の状態に左右されにくいです。
ただ、引っかかりの無さが災いしてか一般的な弦に比べてプリングやハンマリングが困難になるので普段はDRの弦を使っています。

うーむ、難しい・・・。



ていうか潤滑材って完全に納得して使えてる人っているのかな?
ジェフ・ベックは粉みたいなものを手にまぶしてますよね。笑



ちなみに僕は潤滑材使う時は弦じゃなくて手に直接吹きかけてます。