オジーのバラードです。
やっぱり僕の中ではオジーといえばランディ・ローズでして、いまだに1st、2nd、ライブ盤を聴くことがあります。(ジェイクも好きです)
ランディのフレーズは昔にコピーしたきりでしたが、ふと久々に弾きたくなってこのバラードを選んでみました。
なるべくオリジナルに忠実に弾いたつもりですが、途中の速い部分の正確な音符の判断が難しく、試行錯誤した結果、独自解釈も混ぜてます。
(以下、厄介ランディオタクの語り)
というのも「ランディあるある」なんですが、ランディはレコーディングで同一の内容を複数重ねて録るという手法をとっていて、これは一般的にはバッキングにおいて音圧や広がりを確保する為の常套手段ではありますが、「ギターソロも」というのはあまり無いです。
勿論ユニゾンが必要だったり、リードの厚みを出す意味で部分的には使われるとは思いますが、「弾き散らかすような箇所含めて当たり前のようにソロ全体をそのまま2トラック同じ内容で弾いて重ねる」というのは珍しいです。多分。
で、これがややこしくなる原因でして・・・、ランディの場合はこの2トラックの内容がキッチリと同じに弾けてるとは言えず、速弾き等の難しい箇所は細かい音符の違いや演奏のブレが合わさって結構ゴチャゴチャしてます。
正直このズレのあるコーラス感というか、ラフさが逆にランディらしさを演出していて僕は好きなんですが、今回のコピーで悩まされました。笑
音源加工ソフトで減速して聴きましたが、鳴ってるであろう音を全て追いかけると微妙に符割りが合わなかったり、ノイズなのか何なのか判断しづらい音が混ざっていて本当に分からなかったです。
他の方々の演奏も見てみましたが、みんなそれぞれ違うんですよね。
まあ、その速い箇所以外はオーソドックスなペンタ系のフレージングなので、特に迷う事も無いですね。
強いて言うなら締めの3連の部分は、3弦スタートで弾くと動きも少なくラクなんですが、よく聴くと微妙にスライドでのポジション移動をして引っかかったようなノイズがあるので、僕は2弦スタート(3パーストリング)にしました。こういう運指がランディっぽいんですよね(超絶早口)
使った歪みは勿論MXRのDistortion+・・・なのですが、正確にはそのクローンのWhirlwindの''Gold Box''です。
これは初期のDistortion+を再現したモデルです。
その他、擬似的にランディのダブリング感を出すためにショートディレイとモジュレーションも掛けています。
でもスマホで撮ると殆ど伝わらないですね・・・。
・・・と、動画に関してはこんな感じです。
最後に・・・
特に意味は無いですが、ELTの''All Along''という曲を貼って終わりにしとうございます。
2:55~