スコヘンのアイデアを元に製品化された例のアレ。アンプのインプットもしくはループに入れてのマスターボリューム調整だったり、人によっては真空管アンプの擬似的なアッテネーターっぽくも使われるボリューム・ペダルですね。
自分は本家を持っていてボードの最終段に直列で使ってます。
わりとお気に入りなのでミニサイズが欲しくなり作りました。
ただのパッシブ・ボリュームなので、中身はポット一つにイン/アウトの配線をしているだけです。
本家で採用されている25kΩポットはミリタリースペックの高信頼品(約3000円)ですが、僕のはミニサイズで作る都合上、16mmの汎用品(100円)です。更に25kΩの在庫が無かったので仕方なく20kΩにしてます。
あとは配線材も違いますね。
なにせポットが全てなので少しでも延命できれば・・・と、気持ち程度にホコリ避けカバーを付けておきました・・・笑
本家は値上がりを重ねて今では6000円程になっており、中身の簡素さに対して値段に疑問を持つ方もいるとは思います。
が、
ミリタリースペックのポットだけで今だと3000円近くしますので、全く同じ素材で作るとしたら諸々の加工の手間や品質を考えたら素直に本家買う方がいいです。
他所様でも言及されてますが大まかに見積もって、
ポット・・・3000円
筐体・・・1000円
スイッチクラフトのジャック2個・・・600円
くらいは掛かりますし、あとノブと配線材もありますしね。特にノブはE.W.S.オリジナルなので入手不可です。
そして、筐体側面に印字されたスコヘンのサインがカッコええんや。(プライスレス)
ただ、僕みたいにパーツのスペック落とすなら超安上がりですので、同じ仕様にこだわらないなら全然これでもイイですし、自作をオススメします。
機能はポットの可変だけなので、コストを落としたところで基本的に本家と同じものが出来上がります。
ちなみにローインピーダンス入力必須ですので、せっかく自作するならいっそ適当なバッファも入力段に組み込んでアクティブ化してしまった方が使い勝手良いかもですね。
ちなみにミニサイズにする恩恵は実はあまり無いというか・・・笑
足で操作するモノなので結局足の幅分はスペースの確保が必要になりますし、ミニだと筐体がグラつき易いです。笑
でも僕はロマン優先で作ったので気に入ってますよ。
あと、冒頭の写真の時点ではまだですが、今はノブ上面の凹みに粗めの紙やすりを貼り付けて靴との噛み合わせを良くしています。
無いよりはいくらか操作しやすいですね。このアイデアはBamBasicのビルダーさんの日記から拝借しました。笑