なんとなく中古コーナーを見てたら発見した一品。
なんと1650円なんですね。
ホントはアリオンのSCH-ZD(公式のMOD品)を探してたんですが、店頭在庫が無かったのでその代わりです。
これなら安いし、とりあえず試奏だけでもと思い弾いてみたら案外良い・・・というか普通に使える音でした。
気になった理由としては値段もそうですが、筐体の構造がアリオンにそっくりだったので、ひょっとしたら似た感じかも、と思ったんですね。
SCH-Zと比較してみます。
ステレオ出力対応なところや電池を入れる部分の構造など似てます。素材も同じくプラで安っぽいです。
(SCH-Zは自分でMODした際にどうしようもないくらいポップノイズが出る様になってしまいずっとお蔵入りに)
コントロールは左からRate、Depth、Intensityです。Intensityが中々面白くて、Depthとはまた違った感じにピッチのズレやエフェクトのノリが変わってきます。
アリオンのSCH-Zのように音量が持ち上がり過ぎる事も無く、掛かりも浅めの爽やかな感じからドヨーンと濁った感じまで演出できます。
又、Rateの可変もかなり速いとこまで効くのでレスリー的なオルガンっぽい音も出せます。これは実は僕がコーラスを選ぶ時にわりと重要視してる部分です。
そしてアナログらしい太さというかローファイさというか、とにかく僕の好きな感じです。笑
ダイナソーに関しては、調べたところAria(アリア)が輸入代理店をしていたメーカーで現在は生産停止してるようです。
Made In Chinaです。・・・中国メーカーか?と思いながら色々調べていくとアリアの古いエフェクターにこれとそっくりなラインナップがあったので、ひょっとしたら中国製造でのアリアの廉価ブランドがこのダイナソーという事になるのかも知れませんね。
市場では中々見かけませんが、このダイナソーでは歪みやディレイ等、定番タイプのエフェクターは一通り作られているようです。