Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

Cornford Amplificationが生産終了に・・・。

もう古い話題なのかもですが・・・。

※Dave Kilminster所有のCornford。


ガスリーファンにはおなじみのイギリスのアンプ・メーカー、Cornford(コーンフォード)が生産を終えたようです。
又、工場/設備は他のメーカーのアンプを作るために使われるそうです。

Cornfordは海外の雑誌レビュー等でも好評を得ていたハンドメイドアンプメーカーで、ガスリー・ゴーヴァンやリッチー・コッツェン、グレッグ・ハウを筆頭にインストファンに人気のプレイヤーに愛用者が多かったです。
コッツェンに至ってはシグネチャーが出てますね。

特徴としてはかなり古典的なスタイルのアンプを作るメーカーで、どのモデルも硬派なリアルチューブサウンド!(って言い方も変ですが)且つ、余計なハイテク機能はいらねえ!って感じでした。
昨今ではラインアウトやキャビシミュ、可変ワッテージ等々の機能を搭載したアンプが増えてますが、そういうタイプではないですね。
機能性や取り回しの良さも重要視される現代のニーズにイマイチ合わなかったのでしょうか・・・。
Roadhouseシリーズのようにリーズナブルな量産モデルも発表しましたが、これまたデカイ、重たい等、ちょっとウケも悪そうです。音は良いんですが・・・。

日本では荒井貿易(ARIA)が代理店業務を行なっていましたが、輸入される事もそれほど無かったですし、本国イギリスでも一部のお店と提携して販売してた程度であまり広く展開してた印象も無いですね。
ここ数年はラインナップの代わり映えも無かったようですし。

海外のディーラーによると、現状の在庫は25%オフで投げ売りされ、それらが売り切れると当然もう入荷の見込みは無いとの事ですね。ということは日本向けの電圧のモノは今後手に入らないです。


ってなわけでなんとなくサイトを見たら生産終了のお知らせがサイトトップに掲載されてたので紹介しておきます。


''Production of all Cornford amplifiers and cabinets sadly ceased mid-2013.

Whilst it may hopefully prove possible to restart production at some point in the future, at this time there are no firm plans to do so and no new Cornfords are available to buy or order, either from dealers or direct from the factory.

Please check this website or the Cornford Forum (link on the left) from time to time where any announcements will be made.

Thank you to all the customers, dealers, artists and media who have supported us over the years and hopefully someday the Cornford Tone will return !!!''

まあ、よくあるアレですね。
「ユーザーならびに関係者、その他沢山の方々に感謝を申し上げます。いつかまた会う日まで!」とかそんなニュアンスのテンプレ文ですね。「いずれ再開出来たらいいけど、現時点ではその目処はありません」とも言ってます。
今年半ばには色々終ってたっぽいです。確かに投げ売りも目立ってたなあ・・・。


今後、コッツェンはどうするのでしょうか。

ていうかWR-3のGuyatone、ZendriveのHermida Audioに続いてCornford終了とくるとガスリーが死神か何かと思わざると得ない・・・。
次はSuhrかな?

http://www.cornfordamps.com/home.htm