Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

またまた来日してくれたThe Aristocratsの大阪公演を見てきました。

最近はガスリーの知名度もグンと上がり、彼がYoutubeで有名になり始め、知る人ぞ知る・・・みたいな存在だった頃には考えられない頻度で日本に来てくれてます。
今回はアリストクラッツの3rdアルバムのツアーでの来日。

このトリオで初来日した時はアルバムをまだ一切リリースしてなかったので、音楽性なんかもイマイチ取っ付きにくかったですが、その辺りも徐々に固まっていき、来る度に良くなってる印象ありますね。
僕は3rdの曲はあまりお気に入りのものは無かったので、今回は選曲に少し不安もあったのですがそんな心配も杞憂に終わり、いざ始まると圧倒的な演奏力と畳み掛ける様な展開でどの曲もCD版よりもかっこよくて最高でした。
ただでさえバケモノな録音なのに、ライブでそのクオリティを落とさないどころか更に押し上げてくる辺りが本当にワールドクラスだなあ・・・と思います。

当然ですが、3rd中心の選曲でその中に2ndから''Culture Clash''、 ''Louisville Stomp''、''Desert Tornado''、アンコールに1stから''Get It Like That''でした。
ガスリーのソロ曲は無し。

ガスリーの機材は最近は相変わらずV30のヘッドに足下はAXE FX8ですね。マルチエフェクターだからか変なシンセみたいな音出したりもしてたのが少し新鮮でした。

海外の公演の映像で知ってはいましたが、''Smuggler's Corridor''で初のオーディエンスに合唱させるという事をやってきましたね。笑
インストライブでしかも特にニッチな部類のトリオで合唱はシャイな日本人にはやりにくいように思います。笑 (十分盛り上がってましたが)
ブライアンはMCにしろオーディエンスをノせる雰囲気を出すのが上手ですよね。それぞれメンバーの個性と役割が非常にバランス取れてると思います。

毎度毎度ライブのクオリティは異常ですし、大きな変化がある感じでもないので特別これ以上書く事も無いのですが、やっぱりどんどん仕上がってる雰囲気はありますし、メンバー同士の仲も凄くよさそうなので、4thアルバムも期待できそうですね。
この手のバンドにしては客入りも良さそうです。
結成当初は単発で終るんじゃないかと思ってましたが、かなり好調なペースで活動してくれてますし、これからどう変わっていくのかも楽しみです。


終演後。はけていくメンバー達。

お疲れ様でした。