Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

新ギターのオーダー構想中・・・。その②

先日、書いたKieselギターのオーダーですが、スペックも決まり、メーカーに注文してきました。

Kieselは選択式のオーダーフォームになっていて、順を追って欲しい仕様をクリックして穴埋めするだけなので簡単です。
価格も自動で算出されます。
あとはその内容をメールで飛ばしてやり取りするだけ。

今回はなるべく2000ドル以下には抑えたかったので、見た目に気を遣いながらなんとか良さげなスペックでまとめてみました。
こんな感じで。

Vader 6

KT ­ Koa Top
­MA ­ Maple Neck/Alder Body (Standard)
CS ­ Satin Matte Finish
CMB ­ Chambered Body (Must Order Optional Top Wood)
ZWF ­ Zebrawood Fingerboard
NIN ­ No Top Inlays ­ Side Dots Only
STF ­ Stainless Med­Jumbo Frets .048" H .103" W
­R20 ­ 20in Fretboard Radius (Standard)
­K12B ­ Kiesel K12B Passive Bridge Pickup (Standard)
­K12N ­ Kiesel K12N Passive Neck Pickup (Standard) ­
400 ­ Black Pickups (Standard)
­BC ­ Black Hardware (Standard)
­1046E ­ Elixir Light Gauge .010 ­ .046 (Standard)
DSLS ­ Drop Shadow Silver Logo
SC9 ­ Black Ultimate Soft Guitar Case

$1,829,00

トップにコアを選んだのは見た目のバランスとチェンバード加工の為です。ほんとはトップ無しのほうがはるかに安くなるのですが、Vaderはスルーネックという構造上、ネック材がボディ中央部を突き抜けてエンドピン部分まで続いてしまいます。
その結果、トップ張りが無いと中央に大きく材のラインが見える感じになります。
これが僕はなんだか嫌で・・・。
勿論、なんらかの塗装を選択すれば上から塗り隠せますが、僕はナチュラルサテンにしたかったのでそれも無理。
そもそもチェンバード加工にはトップ材は必須なので、どうしようもなかったですね。
ギャラリーページを漁り色んな組み合わせを検討しましたが、コア以外のトップで他に見た目の好みに合うものも無かったので、少しチャージはしんどいですがこうなりました。

メイプルネックとアルダーボディはデフォルトの材なので、チャージは一切掛かりません。
上記の仕様だと、チャージ掛かるのは、トレモロ搭載にコアトップとチェンバード加工、ゼブラウッド指板、ステンレスフレット、そしてロゴのデザインですね。
他はデフォルトのものです。
フレットの高さは大まかに1.0mm、1.2mm、1.4mmがありますが、ミディアムジャンボの1.2mmにしました。


オーダーを殆ど盛らなければ1500ドル以内でも見積もり可能です。
送料は別途100ドルくらい掛かるのでそれも視野に入れながら検討するといいかも。
オーダー確定後の変更は50ドルの追加金が発生します。


20%の前金を払えばすぐ製作に入ってもらえます。
完成後に残りの額を入金後、発送といういたって普通な流れですが、もし完成後の入金が送れる場合、完成日から30日経過すると保管料として毎月100ドルずつの請求が加わるそうなので計画的に行なったほうがいいですね。

受け取った日から10日以内なら無条件で返品・返金も可能だそうです。(勿論、傷や故障があった場合は相応の手数料が発生するようですが)
往復の送料は客持ちです。


とりあえず僕はあとは前金を払えばオーダーは完了という感じです。
【追記】3/23時点で前金の入金済みました。この翌日より製作に着手するとの返信がきました。
完成は3、4ヶ月先かと思いますが、この件に関してはここで一区切りです。