One Controlから最近発売されたパワーサプライ用のコネクターです。
USB規格のアダプターを一般的なエフェクターで使用されるDC9vに変換する事ができるというちょっとしたアイデア商品ですね。
説明するまでも無いとは思いますが、 USB規格のアダプターとは、スマホやそれらのモバイルバッテリーにも採用されてる規格のものになります。
なので、これを介する事で今のご時世誰でも持ってるスマホ用の5vアダプターからエフェクターへの給電が可能になります。
これが中々に便利。
実際に接続した図↓
とりあえずApple純正のアダプターに。
一応の注意点は、5vを9vに昇圧するので消費電流は約2倍(要するに供給側の容量は半分)になります。
なので、5v/1Aのアダプターなら大まかに半分の500ma程度の供給量になるようです。
アナログペダルなら1-spotとかの分岐ケーブルを使って複数給電しても足りそうですね。逆にマルチ系のデジタルに対しては一個でギリギリな場合が多いかも。
勿論モバイルバッテリーからも給電できるので大容量なものを用意すれば、2Aくらいかそれ以上は確保できるんじゃないでしょうか。
これはストリートとかで演奏する人はかなり助かると思います。
セッションなんかでも人数が多いと電源周りがゴチャゴチャしてセッティングが煩わしかったり、転換での繋ぎ変えも面倒な時がありますが、そういう時にもいいですね。
あと、コンセントから取る場合にもApple純正アダプターのように正方形の小さいものなら隣同士の間隔にもほぼ左右されませんので、モノがゴテゴテしてるせいで隣同士で干渉して最悪差せないような問題が無くなります。笑
数年前だと、エネループのようなエフェクター用のモバイルパワーサプライが流通していましたが、今はどれも軒並み廃盤なんですよね・・・。
これなら安く済みますし、手持ちのバッテリーをとりあえず流用したりできてコスパ良いですね。
一個忍ばせておくと万が一の事態にも対応できるかも・・・という点でも便利そうです。
ただ唯一気になる点は、本来使用を想定されていないであろう5vアダプターを無理やり昇圧して使うので、モノによっては動作やパフォーマンスに差が出そうな気もする、というところでしょうか。
(まあ僕は電気に詳しく無いので勝手な印象で言っちゃってますが)
これは実際色々確認しないと分かりませんね・・・。
にしても最近のOne Controlはドラえもんじゃないですが、ギタリストの「あんなこといいな。できたらいいな」的な願望に刺さる製品を作ってる印象ですね。
皆さんは「ドラえもん 0巻」買いましたか? 僕は買いました。