先日ご紹介しました、こちらのBOSS KATANA-50アンプ(初代)。
購入してから使って一ヶ月ほど経ちますが、めちゃくちゃ良いです。
そもそもの音の良さは前回の記事に書いた通りなんですが、あれから内部のバージョンをver.4にアップデートしてみました。
さらにPC上でのエディットを行える専用ソフトもダウンロードし、いざ音作りを始めてみるとこれが本当によく出来てる・・・。
まず、アップデートによりプリセットできるチャンネルの数が2つから4つに増えました。
アンプ表面上のチャンネルスイッチは2つしか無いので、どうやって切り替えるかというと、隣接する''PANEL''スイッチを長押しする事でCH3、CH4の面へとアクセス出来ます。
side-A --- CH1, CH2
↑↓ PANALスイッチ長押しで切り替え
side-B --- CH3, CH4
こんな感じ。AとBの面を切り替えるという操作です。
すげえなあ・・・。
そして、搭載するエフェクトを各チャンネル毎に設定できます。
「エフェクトを各チャンネル毎に」ってのがミソで、こういうのって普通はEQだったりの各ツマミのパラメーターだけを分けて保存する程度ですが、先述の専用ソフトを介する事で「搭載するエフェクトの種類」までも個別に設定出来ます。
というかその前に専用ソフトの説明が必要でしたね・・・。
ザックリ言うと、ソフトを使う事でPC上でのパラメーター操作は勿論、内蔵エフェクト(歪み、モジュレーション、空間系、その他)をどのようにKATANAに搭載していくかを設定出来ます。
このエフェクトのバリエーションも多くて、それぞれよくある定番機種をモチーフにしたものが沢山ラインナップされてます。
その中からKATANAのエフェクトコントロール部分に何をどう搭載していくか選んでいけるワケですね。
その操作がチャンネル毎に完全に独立して設定可能なので、例えばCH1にはファズ、CH2にはOD、CH3はDist・・・といった事が出来ます。モジュレーションや空間系も同様です。
全く違うエフェクターボードを4台分用意してるようなもんですね。
あと、エフェクターの詳細なパラメーターもソフト上で設定できます。
KATANA上だと各エフェクト1ノブの簡易操作なので、大まかな掛かり具合のみの調整になりますが、その土台となる設定をソフト上で行えます。
逆に言うと、ソフトを使わないと細部まで設定できないという事にはなりますが、これは仕方ないですね。笑
更には、アンプ側のEQとは別のEQを設定できたり、ノイズゲートの有無と度合い、プレゼンス調整だったりアンプ本体には無い操作が可能でした。
勿論それらもチャンネル毎に設定出来ます。
といった具合に、やり始めると沼に陥りますが、自分好みのアンプに設定できるのでそういうのが好きな人には結構楽しいと思います。笑
あくまでフリーソフトなので、微妙に物足りない部分(というかあえて機能を制限している部分かと)もありますが、このソフトを使うのと使わないのとでは音作りに差が出ると思います。
めちゃくちゃ今更な記事にはなりましたけど、普通に便利だな〜と嬉しかったので書きました。笑
PCとの接続はUSBでの有線になるので、ここがBluetoothでも出来たらもっと便利だなと思いました。