Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

Roland ''Jazz Chorus-50''(JC-50)

ドン!

日本人にはお馴染みのジャズコですが、その50Wモデルです。

やたら安い中古が見つかったんでジャンク覚悟で買ってみました。

安過ぎたので本当に覚悟はしてましたが、届いてみると年代相応のボロさはありつつも動作は良好で安心しました。笑

 

外観はそこそこ古びていたので、金属部分をヤスリで磨いたり、全体をアルコールで拭いたり、気になる箇所は清掃しました。

ポットにガリ接触不良がありましたが、グリグリしてるうちに取れたので一旦はOK。

また暇をみて分解してチェック出来ればと思ってます。

 

 

ジャズコっていうと一般的にはJC-120ですよね。人によって好き嫌いがすごく分かれるアンプですが、僕はどちらかというと好きなので出先にあると安心します。

このJC-50は基本的にはJC-120と同じですが、出力が50Wに下がり、スピーカーは一基になっています。センド/リターンも無いですね。

50Wのため自宅用途ではJC-120よりも遥かに使い勝手がイイですが、あまり浸透しなかったのか既に生産終了しており、やや珍しいモデルかもですね。

 

 

出音はリハスタでよく聴くあの音をそのままに「単純にパワー感を落とした」といったところです。

なので、ジャズコ使いの僕としては特に迷いなく音作りが出来ました。

内蔵されているコーラスはスピーカーの関係でモノラルですが、ほぼほぼ同じ質感です。ヴィブラートも同様。

バーブもスコーーーンとした効きでイイ感じです。

ただ、ディストーションのノブだけが「こんな効きだっけ??」みたいな音で、これはちょっと使いにくいな〜と思いました。

このノブってそもそも評判が良くなくて、ジャズコ単体で歪ませるよりは裏技的な隠し味として使われてる印象なんですが、それにしても疑問のある音だったので故障を疑います。

ひょっとしたら安かった理由はここかもですね。

まあ僕は使わないので問題ないですが、JC-120だともう少し良い歪みだったような気がします。

 

ジャズコってスタジオやライブで毎回と言ってイイくらいお世話になるわりには自宅に導入するまではいかなかったので、今回のように丁度いいサイズのモデルが入手出来たのはありがたかったです。

正直、教室用の備品として買ったんですけど、動作確認しているうちに普段使いしたくなってきましたね・・・笑

JC-22とか欲しくなってきます。