自分はここ数年、以前ほどギタリストを探らなくなってまして、知ってる範囲の音楽を聴いたり、分析したりって事が多くなりがちです。
良く言えば必要とするものが定まってきたのかもですが、悪く言えばなーんか考えが凝り固まってるんじゃいの?って感じで自分でもモヤモヤします。
・・・歳か??
それはともかく・・・笑
皆さんは、Dave Scher(デイブ・シェアー)というギタリストをご存知ですか?
僕は知りませんでした。
・・・・・が、最近偶然知りました。
きっかけはこちらのエリック・ジョンソンの映像。
ゲストとしてアンディ・ティモンズが参加していたので視聴してみました。
曲はエリックの定番曲である''Zap''。
これ言っちゃうとアレなんですけど、ぶっちゃけ演奏自体の出来はアンディの方がトータルのコントロール出来ている感じで・・・笑
エリックは大好きですが、ライブのブレ幅はファンでも擁護できない面があります。もはやご愛嬌と言ったところでしょうか。
(スターンとの共演の時も感じましたが・・・)
で、まあ眺めてたらもう一人の知らないギタリストがこれまた凄く良い演奏をし始めて・・・笑
メインの二人に負けず劣らずな演奏ですぐに惹かれました。
ちょっと調べるとDave Scher(デイブ・シェアー)という人で、2023年のエリックのツアーサポートとしてサイドギターで参加しており、曲によってはキーボード(!)も弾くようです。
そういえば今までもサイドギターいるな〜って映像を見た事はありましたが、その時はあまり気に留めなかったですね。
いわゆる『鳴らしてる系』の演奏をする印象ですが、テクニカルなスピードも持ち合わせており、エリックに近い高速ペンタラインも難なく弾きこなしてます。
このブルージーな立体感のある演奏にテクも混ざってる感じが、なんというかここ数年のトレンド?的なスタイルっぽくもありますね。
ニュアンスやサウンドコントロール、タイム感が僕の好みで久しぶりに掘り下げてみたくなりました。
こちらはデイブのトリオによるトム・ペティのカバー。
原曲よりもオーガニックなアレンジで、ギターのトーンが活きてますね。
歌唱と伴奏、ギターソロまでもとても良いフィーリングで個人的には見習いたい要素満載です。(ギタボやる人は大体『ギターとアンサンブルも上手い説』が僕の中ではあります。笑)
ジミヘンのカバーで''Red House''(Blues)
これも素晴らしい。
見ててストラトを弾きたくなる演奏ですね!!