なんとヤマハのギター、パシフィカの新作が出たようです。
パシフィカと言えば最近ではアニメ『ぼっち・ざ・ろっく』の影響で新たな層への人気が出ましたね。
現行品は今からギターを始めたい人にはお手頃なロー〜ミドルクラスくらいの価格帯が中心となるシリーズで、コストパフォーマンス面での評価が高い印象。
かくいう僕もジャンク品ではありますが、多分一番安い112だかのモデルを持ってましたが無難に使えるギターでした。
今回、新たに登場した上位モデルは、
''Standard Plus''
''Professional''
の2機種。
パッと見た感じはここしばらくのハイエンド系ギターのそれと同じ雰囲気ですね。
こういうスペック自体はもはや珍しくないですが、ここ最近あからさまに「Suhrっぽい」のを作るメーカーが増えたので、そのブーム的な流れもあっての事な気もします。
多分めちゃくちゃ弾きやすいんだろうな〜って思える佇まいですね。笑
価格は、スタンダードで20万円程、プロフェッショナルで30万円程のようです。
正直、両モデルでそこまでスペック差は無いようなのでスタンダードで事足りそうな雰囲気ありますがどうでしょう??
パシフィカの上位モデルというと昔のUSA製には憧れがありました。
あの頃のはマイケル・リー・ファーキンスが使ってたんですよね。
確かワーモスのネックを採用していて海外で展開していたシリーズだったと思います。
このスタイルに憧れて同じモデルが欲しかったですね。
(わざわざこのギターじゃなくてもいいですけど・・・笑)
ちなみにこの教則はDVDで持ってます。
そんなファーキンスも今は普通にフェンダーとかを使ってブルージーな演奏に切り替えてますね。
昔のようなワイドレンジな速弾きよりはトラッドな速弾きが増えましたが、相変わらずの指弾きで暖かくも表現力のある音色を聴かせてくれます。
音の傾向で言えばかなりジェフ・ベックの感じに寄ったかも。
この映像が2018年なので、なんやかんや6年前です。ここ最近はどうしてんですかね??
この手の人達ってクッソ上手いのに唐突にフェードアウトしてたりするから不安になるわ。
そう言えばこの『アームと指弾き』の滑らかなニュアンス(スライドギターっぽい)ってジェフ・ベックが先行してるイメージですが、
ジェフが指弾きに変えたのが、85年のアルバム''Flash''辺りからで、まだその頃は晩年までに確立したスタイルの感じでは無く、シームレスな音の表現はファーキンスの方が先だったんじゃないか?って思います。
別にどっちが先でもよくて、ただのファン語りです。すいません。笑
パシフィカの話しどこいった???