Nakaji(ナカジー)の日々のギターとか音楽ネタとか。     ~Slight Return~

Nakaji(ナカジー)です。ギター弾いてます。講師も。気まぐれで採譜したTAB譜を公開したり、ギタリスト主体の音楽ネタや自身の日々を緩く書いていきます。                  更新は不定期ですが最低でもひと月に一回は何か書きます。諸々のご連絡やご依頼はCONTACTからどうぞ。

フィンガーピッキングにオススメの爪の処理。

今回はちょっとした小ネタを・・・。

僕の普段のピッキングスタイルは、ピックと指を併用するいわゆる「チキン・ピッキング(ハイブリッド・ピッキング)」なのですが、それをスムーズに行う為に爪切りの際には毎回この処理をしています。

これはその昔、フィンガースタイルのアコギを得意とする友人に教えてもらったものです。

 

ちなみに「爪先で弾く人」と「指の肉で弾く人」がいるかと思いますが、後者で既に問題なく弾けてる人には特に必要ないかもです。 

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※黄色の線はヤスリ掛けする軌道です。

 

まずは普通に爪切りして大まかな形を作ります。当然ですが、白い部分はある程度残した方がいいです。

あとは先端がやや尖るように写真の軌道のようにヤスリ掛けして整えます。

写真の軌道だとかなりVシェイプですが、もう少しなだらかにUシェイプくらいでもいいですね。

ピッキング角度によっては左右非対称な切り方も効果あります。

 

で、次が特に大事なのですが、

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この矢印の角度と方向でのヤスリ掛け。爪の先端のラインを斜め下側から斜め上へ軽くヤスリ掛けします。

間違っても往復させないように注意です。常に下から上への一方通行で整えます。

両端も同様に整えます。(要するに弦に触れる箇所は満遍なくやる)

あまり強く擦ると爪が薄くなって弱くなるので軽くサッ、サッくらいでいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

終わり!

 

 

これだけです。でもこれをすると爪先の弦への引っ掛かりが減ってスムーズにピッキングしやすいんですよね。

ギター弾きながら整えていくといいです。

爪先の尖らせ具合は人によって様々かと思うので自分にあった切り方をお試し下さい。

 

 

人によってはマニキュアのような硬化剤で補強したりもありますが、とりあえず爪切りあればいつでもすぐ出来る処理なので僕はずっとやってます。

 

 

ART ''Studio V3 Tube MP''

早いものでもう12月・・・ 2019年も終わりですね〜。

いつもこのブログをご覧下さりありがとうございます。ブログの宣伝やアピールには消極的なので特に他所に情報を載せたりはしてませんが、ありがたい事に検索で辿り着いた方がリピートして下さったりもあるようで、最近は月が変わるとわりと早い段階で「今月の閲覧者数が〇〇人に到達しました」という更新通知が来ることが多いです。

この数字はおそらくこの手のブログの中では特に大きなものでは無いと思いますが、僕からしたら「思ったよりも見てくれてる人いるんだな・・・」って感じです。笑

好きなものを自由に書いていくというスタンスなので営業的な派手なアクションは無い地味な日記ブログですが、ギタオタの隠れ家的なノリで今後ともよろしくお願いします。

 

 

 

今回はマイクプリアンプの紹介です。これももう買ってしばらく経ちますが、紹介してませんでした。

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有名な製品なのでわざわざ僕が書くような事も無いかもですが、せっかくなので主観のレビューでも・・・。

 

ARTから出ている真空管内蔵のプリアンプです。評判は良くも悪くも色々聞きますが、新品1万円を切り、中古5000円程で手に入る製品としては僕は十分コスパ良いと感じました。

基本のコントロールはインプットゲイン(左端ノブ)とアウトプットゲイン(右端ノブ)に、それらの間にブーストスイッチ(+20db)、ファンタム電源のオンオフ、位相反転スイッチになります。

詳細なEQ調整はありませんが、プリセットされた音色が16種類あり、中央のヴォインシングノブで選択できます。

なのでこれ単体でユーザー側での音の作り込みは出来ない不便さもありますが、人によって(環境によって)は迷いなくスピーディにセッティング出来るとも言えますね。ただこのプリセットも16種類あればその迷いも起こりますが。笑

 

あとはいかにもな見た目のメーターが付いてるのも男心をくすぐりますね。笑

 

ジャックは通常のフォンに加えて、XLR端子があります。

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やや注意点は見ての通りイン/アウトの位置が一般的な配置と逆なのでボードレイアウトには一癖あるかもですね。笑

 

サウンドは味付けが強いとも言われますが、アクティブピエゾのHistoryエレガットに使った場合にですが、それについて僕は嫌な印象はなく扱いやすいです。

確かにナチュラルというよりはちょっと丸め?なこってりした補正が働いてるかもです。

レビューとしては使用環境においても情報不足且つやや特殊かもですが、そもそもHistoryのエレガット用に買ったものですので現状他では試してません・・・。すいません。

単純にクリアさを要したいマイクとかだと、余計に感じる成分が付加されてしまうのかも知れませんね。デフォルトの真空管に起因するノイズも多いとの意見もあります。

ただ僕のエレガットがほぼエレキみたいなデザインのやつなので、用途的にもあまりアコースティックなエアーサウンドは重視しておらず、ナイロンサウンドでジャズ弾いたりする場合にこのプリアンプの補正は単音にコシが出たり、温かみが増す印象で悪く無いです。

 

ミキサーに繋いだ際に、先述した通り音色はプリセット選択のみなのでどこかしらの帯域を削りたい/増幅したい場合に、状況によってはすぐ対処できない事もあるので僕は保険として後段に別途EQペダルを置いてます。

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16種類のプリセットについては一応接続環境に応じての表記(VOCAL、GUITAR、BASS..等々)が添えられてますが、これはあまり真に受けずにちょっとした目安としてお好みで選べば良いと思います。

僕は''LIMIT''というプリセットが好みでよく使います。これは適度にコンプレッションが掛かるのでエレガットでリード弾く時に音にまとまりが出て弾きやすいです。

どのプリセットも大袈裟にEQが変わるといった印象はないので、細かい部分で調整掛けてる感じかも知れません。どれもまずまず無難に使える音で逆に迷いが出るかもしれません。笑

ひょっとしたらパッシブP.U.のアコギだったり接続する楽器によってはプリセット毎の変化が顕著に表れるのかもですが僕のエレガットだと劇的な差は感じませんでした。

この点はまた他に色々試したら改めて加筆したいと思います。

 

 

よく挙げられるノイズについてもホワイトノイズが乗るそうですが、スタジオ/ライブでPAミキサーに繋いだ際、こちらも特に気になりませんでしたね。

しっかり細かい音までモニターする録音やミックス作業なんかだと他製品より気になるのかも知れませんね。

これはデフォルトの中国製の真空管をローノイズなエレハモ製に替える改造が定番のようです。一応手元にエレハモ管はありますが、現状でノイズを気にしてませんのでこれもまたいずれ必要性を感じたら試してみます。

 

 

 

使った印象をそのまま書いた感じですが概ねこんな感じです。

電源はDCではなく''AC9V''なので、一般的なエフェクターも併用する場合に別でアダプターを用意する必要がある点も注意ですね。

 

定番製品でありながら結構好き嫌いの分かれるプリアンプのようですが、ハマる人にはコスパの良い製品だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

買ってよかったストラップ、''Comfort Strapp''

今回はギターストラップについて・・・。

 

今までストラップに悩みは有りながらもそれほど重要視せず、アーニーボールの500円程のものやディマジオのロック式を使っていましたが、ちょっと奮発してみようとComfortを買ってみました。

 

COMFORT STRAPP ( コンフォートストラップ ) / Pro Guitar Long 100-117cm

 ↑こちらを使い始めて数ヶ月経ちましたので感想を・・・。

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結果から言うと、

もっと早くにこれ使っとけばよかった。

って感じです。笑

値段は5000円程なのでストラップの中でも高い部類かもですが、僕はこれをかなり推したいですね・・・。

これを選んだ理由が、「肩への負担の軽減」と「吊り下げた時の安定感の確保」で、特に前者に関してはかなり評判がよかったので期待は大きかったです。

実際使ってみると立って弾く際の悩みはかなり改善されました。

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見るからに肩に優しそうな厚手のクッションになってます。

しかも僅かに伸縮性もあるので、弾きながら少しギターを引っぱったりしてもいい感じについてきてくれて窮屈さを感じません。僕は結構弾きながらその時のフィールでネックやボディ位置をフラフラと動かすタイプなので、上体や腕の動きに無理なく追従するこの仕組みは嬉しいです。

この伸縮性はしっかりと意図されたものですので、伸びる感覚は誰もが気づくと思います。

これにより肩への圧迫が軽減されていますね。

着け心地としてはモッチャリ、ゆったり、フワフワした感じで、よくある評判や感想としては「楽器が軽く感じる」ってやつですね。僕もそう思います。

あとは素材自体のせいかあまり肩から滑らない(構え位置が動かない)ので、リラックスして弾きやすいです。あまりにも滑りが悪いとかえって弾きにくい方もいると思いますが、その辺りは伸縮性のおかげでそこまで気になりません。寧ろ僕はこれが合ってました。

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ピンを通す穴は二箇所有り、最初は高さを2段階で設定するものかと思いましたが、これはどうやら一度手前の穴(この写真だと左側)に通したうえで先端側を折り返し、その先もピンに通して二重に固定する構造のようです。

つまりこう言うことです↓↓↓

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これはピンから外れるのを防止するためのようですが、ロック式のピンを使ってる方にはあまり関係ないかもですね。

多分わざわざ二重にしなくても大丈夫と思います。・・・あまりに重たい楽器だと分かりませんが・・・。

ただ二重通しを知ってしまうと、一重で通すのがなんか薄くヤワく感じて変に不安にもなります。笑

ちなみに写真は外側に折ってますが、内折りの方が裏地が露出しないので見栄えは自然ですかね。

長さの調整幅はそこまでなく、製品のバリエーションとして「ロング(調整幅97~114cm)」又は「エクストラロング(調整幅107~137cm)」のような分け方がされています。

僕は割と高めに構えますが、ロングの方で不便なく使えてます。最小値の97cmよりは少し長く調整してます。(人それぞれの体の厚みに起因するので参考になるか分かりませんが)

購入して数ヶ月経ちますが、今のところ問題点は見当たりません。

ただ伸縮素材なので使い方や経年によっては今後伸びきったり、クッションのスポンジが潰れてくたびれる事もあるかもですね。

強いて難点を挙げるなら厚手なのでギグバックに入れる時に窮屈になる、ってのと、デザインもスポーティ(?)な雰囲気でいかにもって感じなので、人の好みや楽器を選びそうではありますね。

Comfort Strapp コンフォートストラップ ギターストラップ G-L (98cm~114cm) 【国内正規品】
 

 

 

「君の知らない物語」でEric Johnson風ソロ。

いつものシリーズ。

今回はエリック・ジョンソン風です。とは言え数年前に考えてたネタの焼き直しですが・・・。

 

この曲はアニメ「化物語」の主題歌で人気ですね。supercellと言うアーティストでちょくちょくアニメのタイアップで曲を見かけます。

 

ギターはフェンダーのCSストラトキャスターを使いました。

今回アンプはPodXTをインターフェースに繋いでのライン録音です。PodXTのアンプセッティングはマーシャル(PLEXI JUMP LEAD)で、PodXT内のファズをゲイン1とか2くらいで掛けて毛羽立ちと丸みを加えて、あとは外から実機のBBpreampでブーストしてます。

全体的なEQはエフェクト側でトレブル周りをかなりカットしてます。

ディレイもPodXTのアナログシミュで掛けてます。コンプとゲートも少々。

 

あとは細かいこだわりとしてはピックも一応ダンロップのJAZZIII EJモデルを使いました。笑

このピックは袋買いしたんですが、直後にウルテムのJAZZ IIIに変更したので殆ど使わずに沢山余ってます・・・笑

 

 

 

EJの音って大まかなイメージとしては確実に「コレ」という個性があるんですが、実際アルバムで聴き比べると年代で結構違いますよね。

近年はかなりエフェクト感が薄れて生っぽいというか、味のある音になってる印象です。昔の方がヌルヌルなコテコテトーンですよね。

僕の今回の音作りは特別狙いを定めた訳では無いですが、アルバムで言うと多分''Bloom''辺りが近いんじゃないでしょうか。

 

EJは好きでよく聴くんですが、その度にシグネチャーのファズが欲しくなりますね。笑

あとは一度EJシグネチャーのストラトも弾いてみたいです。

 

EJはガスリーやガースドと並んで僕のフェイバリットの一人です。

 

 

これは僕の好きなテイクの''Manhattan''です。

コスパ◯な中華ボード、Ghost FireのMサイズ・ペダルボード。

f:id:ng21gt:20191122235713j:plain組み込み済みですいませんが・・・。

 

最近何かとアツイ中国製品になります。アマゾンで見てると色々なメーカーからコスパの良いボードやエフェクターが出てますが、その中でも無難そうなものを探して購入したのが、Ghost FireというメーカーのMサイズのボードです。

 

見ての通りのペダルトレインスタイルですが、このサイズで5000円という安さに加え、オマケ程度にパッチケーブルが3本、ケーブル類を束ねる結束バンドも付属します。

勿論、ソフトケースもあります。

 

ボードの品質的にはやはり値段相応に作りの粗い部分はありますが、それは接合部分のちょっとした仕上げだったり程度のもので、実際の使用に問題が出るような粗はありませんでした。

よくこういうのは足の高さが不揃いでガタつくとの意見もありますが、僕の個体に関しては大丈夫でした。

筐体はアルミで結構軽量です。耐久性も特に問題なさそう。

ベルクロも付属しておりますが、自分で切り合わせて貼る必要があります。最初から貼られて出荷はされてません。

 

ソフトケースはかなりフニャフニャで薄い生地ですね・・・。これは雑に扱うとすぐ破けてきそうです。クッション感もほぼ無いです。

外側に収納スペースはありませんが、内側に網の目のポケットがありますので小物等を入れられます。サイズはケース幅いっぱいに確保されてます。

生地の薄さは気になりますが、必要最低限は満たしてますね。

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取手はプラ製?っぽいです。

 

付属のパッチケーブルはお世辞にも品質が良いとは言えなさそうですが、特に接触不良等は確認できませんでした。

初心者が最初に買うボードとして考えればこういう付属品は有ったら助かる、くらいなものかと・・・。



値段が値段だけに高品質とまではいきませんが、付属品も有り本体も普通に使えるものですし、コスパは良いですね。

有名メーカーで買うと1万円はしますし、初めてボードを組むという方にはオススメできます。これなら最大サイズのXLでも7000円ですね。

 

 

にしても中華製のペダルボードは似たものが沢山有りすぎて迷いますね・・・。

まあどれも同じようなもんですが、微妙にコース構成が違ったり・・・。でも多分エフェクターもですが、技術元が同じでメーカー名が違うってパターンも多そうです。

 

 

Carl Martin ''Purple Moon''

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カールマーティンのユニヴァイブ系エフェクターです。

ユニヴァイブにファズを組み合わせたというなんともジミヘン好きにはありがたいコンセプトの製品ですね。

本来もう少し大きい筐体での2スイッチでしたが、今年から小型化されて1スイッチになりました。

 

コントロールは大きいノブがユニヴァイブ側でそれぞれDepth、Speed、Levelとなっていて、ファズ側は小さいノブでFuzz、Levelです。

回路はオールアナログのようです。

筐体は角が丸め込まれていてややスポーティーな分、やや小さく感じますが一般的なものとほぼ同じサイズですね。

ちなみに写真だと重そうにも見えましたが実際は普通か軽めな印象です。

少なくとも「デカイ、重い」とか「この特殊な筐体のせいで他の(一般的な)ペダルと混合してボードに組みにくい」とかは無いですね。

イン/アウトジャックが上部に有る以外は特に違いは感じませんでした。

 

電池は使用不可。

 

 

肝心な音ですが、

 

まずユニヴァイブ側は中々好印象な掛かり方でした。

揺れ方は特に低音が(''低音が''というのも変な表現ですが・・・低音の圧や押しがあるというか何というか・・・)グワングワンする感じで、Depthの加減にもよりますが結構音量の上下が出るような掛かり方します。

Speedノブの最大値はそれほど無いかも知れません。

あと揺れとは別にややチリチリした毛羽立ちも加わり、シュワシュワした雰囲気もあります。

(ちなみに僕は本物のUni-Vibeを弾いた事も無ければ音すら体感した事無いので悪しからず・・・)

 

 

次にファズ側。

これは熱心なファズ好きの人にはどうなのかな・・・というのが僕の正直な感想です。

僕はファズには詳しく無いですが、その僕が感じたままの印象を書くと、基本ゲインは高めでノブを抑えめにしても割と早い段階で歪みが強くなりますね。

個人的にこのゲイン感はディストーションっぽい。シリコン系ですね。

ファズ的な膨らみやそれらしい特徴はありますが、全体的に味気なく、反応性とかはディストーション的な弾き心地です。

ギター側でボリュームを絞るいわゆる「鈴鳴り」は期待しない方が良いです。

少なくとも僕の持ってるギターで試した感じはボリューム絞ってもノッペリとしてて旨味は感じませんでした・・・。

ガッツリ歪ませてのサステインとかは気持ちいいんですが・・・。色々惜しいかも。

 

そして肝心のユニヴァイブとファズを同時に使う場合。

 

これに関しては結構設定が難しかったです。・・・というのも恐らく両回路はパラレルな信号になっています。

具体的には、

 

・ヴァイブ側のクリーンな信号

・ファズ側の歪んだ信号

 

この二つの信号がブレンダーを介したような干渉の仕方をするので、ミックスバランスをうまく設定しないと「ファズでそこそこ歪んでるのに音の芯にクリアなキンキン、バキバキが混ざってるみたいな状態」になります。(説明分かりにくかったらすいません・・・)

要するに一般的な直列配置での掛かり方はしてくれないんですね。

 

このバランス取りが中々クセモノで、ファズとヴァイブの混ざり具合が中途半端になりがちです。

両者の絶妙に美味しい部分を出そうにも今の所は僕は完全に納得いく音には出来てませんね・・・。

 

その他の注意点というか仕様について・・・

ファズかヴァイブ、どちらか一方の音色のみ使いたい場合、公式の説明だと「ユニヴァイブ側のみ使いたい場合は、ファズ側のノブを絞りきればファズがカットされる」となっています。

要するにヴァイブ側は独立して使用できる、という事ですね。

しかし、その逆は無理らしく、「ファズ側には常にヴァイブの信号が乗ります」とあります。

でも僕が試した感じだとヴァイブ側を全部絞ったら実質的にファズ単体で鳴ってるように思います・・・。

とりあえずメーカー的には「ヴァイブのみは可能。ファズのみは無理」との事です。

 

 

あと、正規品なので代理店による日本語解説も付属してますが、原文全ては翻訳されておらず、ざっくりと各コントロールの役割を書いてるだけになっています。

本国解説では二つのLevelノブの相互関係について「この二つは中々インテラクティブだから各々で色々試して実験してくれ。そして、この先は是非君自身の目で確かめて欲しい!(Vジャンプ)(超意訳)」的な意味合いの解説もありました。

 

実際にパラレル出しの回路なのかは分かりませんが、Levelノブは要実験・研究な挙動です。

 

 

 

ファズがやや残念なのと、Level設定が難しい点を除けば、このサイズのペダルひとつでサッとサイケサウンドを作ってジミヘンごっこ出来るので結構便利です。

(ちゃんと揃えたらファズとヴァイブは結構場所取りますしね・・・)

 

定価で買う場合は要試奏、ですね。

 

 

Carl Martin Purple Moon ビブラート/ファズペダル【国内正規品】 Purple Moon S

Carl Martin Purple Moon ビブラート/ファズペダル【国内正規品】 Purple Moon S

 

 

これは誰??? ※解決済み

【追記】こちらの記事はコメントにて情報提供頂き、シュラプネル出身のKurt James(カート・ジェイムス)と判明致しました。

コメント下さった「80年代最高」さん、ありがとうございました。

 

このギタリストについてご存知の方がいましたら是非教えて頂けると幸いです。

 

 

 

元々は僕が高校生の頃にとあるCD屋の店長からもらったギタリスト映像詰め合わせVHSに収録されてたものです。

他にはジェイソン・ベッカー、カコフォニー、レーサーXスティーブ・ヴァイ、アンディ・ティモンズ、アラン・ホールズワース等々、テクニカルプレイヤー好きにはお馴染みのギタリストのブート的な映像が断片的にダビングされたVHSで、当時の僕には未知のプレイヤー達でした。笑

 

その中でも未だに分からないのが上記の映像のギタリストで、ネオクラシカルスタイルがベースのいわゆるイングヴェイフォロワーの一人っぽいですが詳細不明です。

演奏技術はかなり高そうで、ピッキングもフィンガリングもキッチリしてますね。

収録されてたのはこの部分で全てです。